東京ゲームショウでは本作の冒頭を楽しむことができましたので、ゲーム紹介と合わせてプレイレポをお届けします。
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まず、本作の魅力はNACO氏とゆーげん氏という2人のイラストレーターが起用されている点です。NACO氏はライトノベル版『艦これ』、ゆーげん氏はライトノベル『アウトブレイク・カンパニー』やコミックマーケットC86表紙を手がけ、2人それぞれが描く世界とアトリエが融合することで、かわいいけれどどこか不思議な世界観が作られています。
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自分ならではのアイテムを作れる「調合」は、錬金釜の中にあるパネルに材料をはめていくパズルのようなシステムになっており、物語が進むと人間に戻ったフラプタの外見や能力を変える「ドールメイク」ができるとのこと。バトルはターン制で、仲間と連携する方針となる「スタンス」やスキルを駆使して敵を倒していきます。キャラクターごとに装備できるアイテムもちがうので、より戦略性のあるバトルが楽しめそうでした。
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試遊では、物語冒頭のフラプタとの出会いから錬金術によるアイテムの作成、街の散策を行うことができました。一番印象的だったのはグラフィック。特に髪の描き方が非常に繊細で、主人公や女性キャラクターはもちろん、酒場のマスターまでもが美しいグラデーションを持つ髪型になっており、思わず凝視してしまいました。衣装デザインは中世ファンタジーとスチームパンクが合わさったような絶妙な異世界感を持っていて、アクセサリーや髪飾り1つとっても凝った装飾が印象的でした。
錬金術によって材料を調合し、アイテムを作る過程も少しだけ体験できました。必要な素材の種類と個数はあらかじめ提示されていますが、素材や個数を変更すれば異なる能力を宿すことができるので、組み合わせを考えるのは実際に錬成をしているような気分になれると思います。家の外にはシリーズお馴染みの「たーる」も確認できました。
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新しくもどこか懐かしい空気感を持つ、立派な錬金術士を目指し、プラフタの記憶を蘇らせるためにがんばる素朴な少女の物語。本作の発売日は2015年11月19日です。