今週は、バンダイから発売されております「超次元変形フレームロボ 02 マーズフレーム」をご紹介します。「超次元変形フレームロボ」は、バンダイが展開する低価格プラモデルキットの新シリーズ。本キットは、当連載の117回でご紹介しました「ガイアフレーム」に続くシリーズ2作目のフレームロボとなっています。
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フレームロボといえば太陽系の惑星をテーマとしたロボットシリーズなのですが、今回の「マーズフレーム」はその名の通り火星がモチーフのロボとなっています。所々に「火」を意識した意匠が感じられ、真っ赤な機体色と相まって実にヒーロー然としたデザインが特徴的ですね。
簡単組み立てキットということで、今回もロボフォームまでさくっと10分程度で組み上げが完了。フレームフォームはガイアフレームとさほど変わらないので今回は割愛します。シールを貼る箇所もガイアフレームほど多くなく、組み立てる手順自体を最後まで楽しめるのは、やはりフレームロボならではですね。
しかし、ガイアフレームと決定的に違うのはその機体構造にあります。人型のロボットという点では、さほど大きくシルエットに変わりはないのですが、フレームフォームからの変形手順は細かく異なるのです。特に胴体部分の変形は一見の価値アリ。パッと見ではどう変形するのか全くわからない1枚のフレームが、あれよあれよという間にたたまれて立体的な胴体の形を成していく過程には実際に組み立てていてワクワクせざるを得ませんでした。
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武装としては肘から伸びるクロー状のものが二振り付属。その他、背中のウィングを剣として手に持たせることが可能です。特にハードポイントなどはありませんがきっちりと保持してくれているので取り回していてすっぽ抜けるといったこともありませんでした。
そして、もちろん今回もウェポンフォームに変形が可能。マーズフレームは巨大なアックス形態に変形させることが可能です。こちらのウェポンフォームは後日、シリーズ第1弾最後のフレームロボである「マーキュリーフレーム」のレビュー時にあわせてご紹介できればと思います。
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モチーフが違えば当然変形プロセスも異なる、と一見当たり前の様に感じることを当たり前にやってくるあたりが、さすがのバンダイ。ともすれば変形のシステムはシリーズ間で流用されるものかと思っていましたが、決してそんなことはなく、それぞれに個性ある組み立て遊びを実現している点が非常にユニークかつ嬉しいポイントです。これからシリーズを買いたいという方はもちろん、シリーズで1つしか揃えてないという方も是非2体目を手にとっていただきたいですね。オススメです!
「超次元変形フレームロボ 02 マーズフレーム」は発売中。価格は540円(税込)です。
(C)BANDAI
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■筆者紹介:ひびき
関西在住のゲームやアニメが大好きな駆け出しひきこもり系ライター。そのシーズンに放送されているアニメはすべて視聴する暇人。ゲームのプレイは基本的にまったりじっくり足が遅い方。2012年からINSIDEにてライター活動を開始。お仕事はTwitterにて随時受付中。
Twitter:@hibiki_magurepo