本日はバンダイより発売されておりますガンプラ「HGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」をご紹介します。こちらは当連載でも度々取り上げてまいりました、いわゆる「REVIVE版」シリーズの最新作で、HGUCシリーズで過去に発売済みのモビルスーツを現代の技術でリバイバルしたものとなっています。
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プロポーションは最新の解釈で整えられており、旧版に比べ胴体周りがスマートになっているほか、頭部もやや小顔に。同スケールのRG版よりもさらにシュッとしたイメージでより洗練された雰囲気を醸し出しています。
ランナーはPCも合わせて計10枚。成型色により本体の色分けも完璧で、目立って足りない箇所で言うと各部センサーのメタルグリーンやシールドのイエロー部分くらいでしょうか。もっとも、これらの箇所は付属のホイルシールで補うこともできますので無塗装派にも安心。また、カメラアイはREVIVE版お馴染みのクリアパーツ仕様。ホイルシールと選択式になっていますので、どちらか好みの質感でチョイスしましょう。そのほか、武器類は単色整形ですのでこの辺り気になる方は要所々々で塗り分けてあげるといいかもしれません。
合わせ目もほぼパネルラインに合わせられており、頭部とバックパックの一部に出る程度。武器類はさすがにモナカ割りですが、旧版と比べるとほぼ皆無といっていいほど巧みに処理されています。
可動範囲も最新のガンプラらしく、アクションフィギュア並みの性能を発揮。肘膝の二重関節はもはや当たり前。肩の縦方向引き出し関節や、PCパーツを使わない独特の形状の首関節など、ガンダムMk-IIのデザインに沿ったうまい解釈で各可動部が配置されており、遊び易さを裏打ちしています。
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付属品はシールドやビーム・ライフル、ビーム・サーベルはもちろんのこと、ハイパー・バズーカ、バルカン・ポッド・システムとガンダムMk-IIの基本装備一式を完全網羅。遊びごたえも抜群となっています。
スタイルに関してはやや好みが分かれるところかもしれませんが、低価格帯のキットでここまで充実感のあるキットに仕上げてくるとは流石の一言。パチ組しただけでの完成度の高さはもちろんなのですが、「ちょっとだけ色を塗ってみようかな……?」や「ここの合わせ目だけ消してみようかな……?」など、ユーザーに少し手を加えたくさせるような、あえて若干物足りない要素が端々に残されているのも面白いポイント。そのため、ガンプラ入門にもピッタリなキットとなっているのではないでしょうか。
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本キットは今回ご紹介したエゥーゴ版のほか、カラーバリエーションとして、ティターンズ版も同時リリースされています。お好みの方を組み立てるも良し、両方まとめて作って劇中再現をするも良し、何個でも組み立てたくなる良作キットです。オススメ!
「HGUC ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」は発売中。価格は1,620円(税込)です。
(C)創通・サンライズ
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■筆者紹介:ひびき
関西在住のゲームやアニメが大好きな駆け出しひきこもり系ライター。そのシーズンに放送されているアニメはすべて視聴する暇人。ゲームのプレイは基本的にまったりじっくり足が遅い方。2012年からINSIDEにてライター活動を開始。お仕事はTwitterにて随時受付中。
Twitter:@hibiki_magurepo