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『ファイナルファンタジー XV』に対して生みの親らがコメント…「本来の『FF』が持つ、チャレンジャーの姿に立ち返らせたい」

スクウェア・エニックスは、本日3月31日に、PS4/Xbox Oneソフト『ファイナルファンタジー XV』に関する発表会となる「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」を実施しました。

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『ファイナルファンタジー XV』に対して生みの親らがコメント…「本来の『FF』が持つ、チャレンジャーの姿に立ち返らせたい」
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スクウェア・エニックスは、本日3月31日に、PS4/Xbox Oneソフト『ファイナルファンタジー XV』に関する発表会となる「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」を実施しました。

この「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」の開始直後に登壇したのは、なんと坂口博信氏。『ファイナルファンタジー』シリーズを生み出したクリエイターが、最新作『XV』の新発表を行うイベントの幕開けを彩りました。


「『ファイナルファンタジー』は、私にとって子供のような存在」と切り出した坂口氏は、本シリーズが誕生から成長していく姿、そして更なる未来へ可能性を求めていく姿を見守り続けてきたと語り、「父親というものは、子供が正しい道を歩んでいるか、とても心配になるものです」と、スクウェア・エニックスを離れた後も気にかけていた心境を吐露します。

また、本作のディレクターを務める田端氏と話す機会があったと明かし、「本来の『FF』が持つ、チャレンジャーの姿に立ち返らせたい」と述べた田端氏の発言が本当に嬉しかったと語ります。

「『ファイナルファンタジー』は、今の場所に安穏として居続けるのではなく、戦いを挑み続ける。そんな存在だからです」との坂口氏の発言は、今のスクウェア・エニックスに繋がる大きな流れを生み出すきっかけとなった、本シリーズを象徴する姿勢そのものとも言えます。


「今日は皆さんと一緒に、本来の姿を取り戻した、チャレンジャーなFFを見られると信じています」と語ると、シリーズの最新作であり、あくまで挑戦を貫く『FFXV』の発表を、多くのシリーズファンと共に楽しみたいとして客席へと足を運びました。そこには、本シリーズを象徴するビジュアルを生み出してきた天野喜孝氏の姿もあり、ファンからの歓声が更に大きなものとなります。

続いては、こちらも本シリーズの音楽面を支え続けてきた植松伸夫氏が、ビデオレターという形で登場。コンサートと重なってしまい、イベントへの参加を見送る形となりましたが、「坂口さんや天野さんがイベントに参加していると聞き、これは黙っちゃいられない」と、ビデオレターでの出演を決めたとのこと。


「今回の『XV』には楽曲を提供していませんが、田端Dとお話する機会があり、新たな挑戦に取り組んでいると聞きました。皆様と同じように『XV』に期待したいと思います」と映像越しに告げるとともに、一大イベントを楽しんでくださいとファンに向けてメッセージを送りました。

『FF』生みの親が勢揃いした「UNCOVERED FINAL FANTASY XV」。本シリーズが歩んだ長い歴史があったからこそ、『FFXV』のリリースへと繋がります。その新たな発表の場を、これ以上ない面々が彩る形となりました。新発表の数々は既に取り上げさせていただいたので、そちらが気になる方は各記事をチェックしてみてください。

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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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