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インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきがお届けする週間連載「日々気まぐレポ」、第186回目でございます。
今週は壽屋から発売中のプラモデル「フレームアームズ・ガール フレズヴェルク」をご紹介します。本キットは、コトブキヤから展開中のオリジナルロボットコンテンツ「フレームアームズ」の美少女化スピンアウトシリーズ「フレームアームズ・ガール」の最新作。フレームアームズシリーズとしては初となる可変ギミック搭載機「フレズヴェルク」が可愛らしくも格好良いFA:Gとなって登場しました。
本キットのデザインを手がけるのは駒都えーじ氏。木下ともたけ氏による特徴的なフレズヴェルクの外装イメージを継承しつつも、オリジナリティ溢れる美少女デザインとして生まれ変わっています。
で、その美少女部分。いわゆる「素体」の状態なのですが、これが……素晴らしいのです。とにかく筆舌に尽くしがたい代物なのです。今回はあえて、このフレズヴェルクの素体にフィーチャーしたレビューをお届けしたいかと思います。
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まずは写真をご覧いただきたいと思いますが、この、どうですか、これ。このなんともフェティッシュな、生々しい造形。これプラモデルなんですよ。スクール水着を模したような胴体部分は、ある種の艶めかしさを感じるほど。合せ目やパーティングラインまでもがデザインの一部に取り込まれており、計算しつくされたキットであることが覗えます。
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可動は従来シリーズの素性の良さを踏襲しながらも、関節部などは轟雷系やアーキテクト系、バーゼラルドのどれとも違うフレズヴェルク独自のものとなっています。中でも、本連載で特に注目している肩・股関節部分は更に進化。引き出し式やスライド式などこれでもかとコダワリのポイントを感じることが出来ます。
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もちろん基部はただのボールジョイント式なのですが、こちらも驚くべき事に轟雷やスティレットで見られたポロリが一切ありません。これは新設計のボール受け側パーツのおかげで、スムーズな可動を実現しつつも充分な強度を確保しているため遊びやすさが格段に向上しています。また、ボールジョイント化の副産物として軸可動よりもパーツ点数が少なく抑えられており、全体としての剛性も申し分ないレベルとなっています。
素体用のオプションパーツとしては各種表情つき手首のほか、交換用フェイスパーツが3つ付属。それぞれ、左右の視線別、叫び顔の計3つで、アイプリントのほかチークやクチ部分など塗装精度も抜かりありません。また、タンポ印刷が施されていない無地のフェイスパーツも用意されているので、付属のシールと合わせてお好みで表情を作ることも可能となっています。
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素体だけでもかなり遊べてしまう今回のフレズヴェルク。各部の肉感がとにかく素晴らしく、これがプラモデルであるという事実に驚きを隠せません。マジやばくね?
もちろん、武装パーツの方もプレイバリューが豊富で、本家に負けじとサイドワインダー形態、エアバイク形態への変形ギミックも楽しめるキットとなっています。今回はあえて素体だけのご紹介となりましたが、是非外装部分も含めて、この「プラモデル」を楽しんでみてください。オススメです!
「フレームアームズ・ガール フレズヴェルク」は発売中。価格は6,912円(税込)です。
(C)KOTOBUKIYA
■筆者紹介:ひびき
関西在住のゲームやアニメ、おもちゃが大好きな駆け出しひきこもり系ライター。そのシーズンに放送されているアニメはすべて視聴する暇人。ゲームのプレイは基本的にまったりじっくり遅い方。2012年からINSIDEにてライター活動を開始。お仕事はTwitterと個人サイトにて随時受付中。
Twitter:@hibiki_magurepo
個人サイト:日々気まぐれ屋(http://ogsaga2.rosx.net/)