E3 2018では、プレイステーションで発売された『バイオハザード2』のリメイク作となる『バイオハザード RE:2』が発表されました。ゾンビだらけになってしまったラクーンシティが描かれる『バイオハザード2』は、シリーズの中でもかなりの人気をほこる一作です。
こうなるとひとつ気になるのは、原作の要素をどこまで引き継いでくれるかというところ。もちろん今の時代に合わせて調整すべきところはして欲しいわけですが、中には変えて欲しくないところもありますよね。
◆ザッピングシステムはどうなる?
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『バイオハザード2』の特徴といえばザッピングシステムです。このゲームには新米警官のレオン、クリスの妹であるクレアというふたりの主人公がいるわけですが、そのふたりの行動によって物語が完成する群像劇になっているわけですね。
片方がアイテムを取ればもう片方が取る分がなくなったり、物語の途中で一時的に合流したり……。あるいは、表・裏というシナリオがありそれによって展開が異なったりしていました。それをどのようにリメイクするのか、最初に注目したいポイントです。
◆謎の女、エイダの秘密は明らかになるか
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これまでのシリーズにもいろいろ登場し、敵なのか味方なのかまったくわからないキャラクターがいます。その名は「エイダ」。もともと『バイオハザード』から名前としては登場している存在ですが、何を目的にして行動しているのかは謎に包まれています。
『バイオハザード2』ではそんな彼女がレオン編で登場し、なんだかいろいろと助けてくれたり怪しい行動を取ることもあるのです。リメイクされるのであれば彼女の描写もやり直すことになるわけで、その秘密を少しでも見れると嬉しいですよね。
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