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10月10日、株式会社セガゲームスは東京・秋葉原UDXシアターで新作スマートフォンアプリ『リボルバーズエイト』を発表しました。プロデューサーの菊池正義氏とキャラクター原案の五十嵐孝司氏が登壇した発表会の模様と、開発中のバージョンでのプレイインプレッションをお届けします。ゲームの概要に関しては、こちらの記事も併せてご覧ください。
◆1画面&3分間で勝負が決まるリアルタイムストラテジー
本作は、3分の間に敵陣地のタワーをより多く倒した方が勝利となるリアルタイムストラテジーゲーム。古今東西のおとぎ話や童話をモチーフに、大胆に解釈された"ヒーロー"たちを召喚して戦います。登壇した菊池氏は「自分の戦術がうまくハマったときの快感がリアルタイムストラテジーの醍醐味。それを多くの人に体感してもらえるゲームを目指しています」と意気込みをコメント。『悪魔城ドラキュラ』シリーズのファンには"IGA"の名でも知られる五十嵐氏とは3年前にゲームクリエイターたちが集まったプライベートの新年会で知り合い、そこで氏から聞かされた本作の構想を魅力に感じオファーしたそうです。
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「(菊池氏を)僕の華麗な話術で口説き落としました(笑)」と冗談めかす五十嵐氏は、本作のこだわりのポイントについて、誰もがよく知る物語をモチーフにして「どれだけ悪ふざけができるか」、「原典をしっかり読み込んだうえで、ツッコミどころにどれだけツッコむか」にあるとコメント。「キャラクターたちは原典のイメージを残しつつ、どこまでイジり倒せるかをがんばりました。どのキャラも元々魅力的なので、(本作でのキャラを魅力に感じても)それは僕ががんばったと言えるのかどうか……」と笑顔を見せました。菊池氏によるゲームの概要が説明されたあとは、五十嵐氏が発表されたキャラに関しての発想の糸口やデザインコンセプトを以下のように語りました。
■シンデレラ
一夜にして舞踏会デビューを果たしたところから、魔女とシンデレラをプロデューサーとアイドルの関係性にしてみました。深夜0時で魔法が切れるということは、きっと1日単位で契約しているのだろう、なんでそんなことをするのかというと、魔女が意地悪だからなのかな? と設定を膨らませていきました。2人ともカボチャをモチーフにした乗り物に乗っていますが、どちらも中に入っているネズミが動かしています。
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■浦島太郎
僕はいつも(自身の手がけるゲームに)お爺さんキャラ、お婆さんキャラを出したいと思っているのですが、いつも止められてしまって。浦島に関しては「これだけは!」と死守しました。原典を読むと「乙姫はなぜ時が大きく流れているのを黙っているのか、なぜ玉手箱で追い打ちをかけるのか」と不思議でした。そこから「乙姫は浦島がずっと竜宮城にいてくれるものと期待していたのに、浦島が「陸に帰る、そもそも自分は年下が好み」とかキツいひと言を言ったので、玉手箱で浦島を強制的に年上にさせた」という設定を思いつきました。
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■はだかの王様
いくら"これは見えない服です"と言われても、実際に触ったら服なんてないことは分かるはず。だからきっと王様は服がないのは承知の上で、実は自分の体を見せたかったのだ……というキャラになりました。マントには"裸一貫"という文字が躍ってます。ゲーム的には、敵のヘイトを集めるスキルがあって頼りになります。思わず見入ってしまうモーションになりました。
■ラプンツェル
塔の中での生活を続けるうちに、すっかりニートになりました。マンガやゲームにとても詳しく、手にはセガサターンのものによく似たパッドを持っています。セガゲームスさんがプラットフォームホルダーだったからこそできたお願いです(笑)。デザイン的には、帽子込みでラプンツェル自身が塔(のようなシルエット)になっています。
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最後に五十嵐氏は「ずっと暖めていた企画をようやく発表できました。これまでにゴシックホラーや恋愛などをモチーフにしたゲームを手がけさせていただきましたが、このくらいブッ飛んだものもできるんだということを本作でお見せしたいです」と語り、五十嵐氏は「ここからはみなさんとともに作っていきたいと思っていますので、ぜひクローズドβテストでご意見をお聞かせください」と発表会を締めくくりました。
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セガゲームスのスマートフォン用リアルタイムストラテジーゲーム『リボルバーズエイト』は、現在公式サイトで事前登録を受け付け中。今冬予定のリリースに向けて、10月23日から世界11カ国でクローズドβテストが開催予定となっています。
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