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E3にあわせて開催された「Nintendo 2019 World Championship Tournaments」で『スプラトゥーン2』の新情報が発表されました。2019年7月18日~21日の期間に最後のフェス「ファイナルフェス」が開催、フェスに関連したギアも追加され、その後はVer.5.0.0もやってくるのです。
最終決戦となるフェスは「SPLATOCALYPSE(スプラトカリプス)」と名前がつけられており、お題は「どっちの世界を望む? 混沌 vs 秩序」。非常に意味深なテーマになっており、これを深掘りしていくと次回作の姿が見えてくるのかもしれません。今回はそんなファイナルフェスを考察していきましょう。
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◆ファイナルフェスと次回作は関係を持つ可能性がある
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ファイナルフェス発表の際、野上研究員は「皆さんはこのイカたちの世界に何を望むでしょうか?」と語りました。まるで「プレイヤーの意思がイカたちの世界になんらかの影響を与える」とでも言わんとばかり。これでピンと来た人もいるのではないでしょうか。
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前作『スプラトゥーン』では、最後のフェス「アオリ vs ホタル」の結果が次回作、つまり『スプラトゥーン2』の物語に影響を与えました。ホタルが勝利したためアオリはどこかへ消えてしまい、結果としてプレイヤーは行方不明の彼女を探すことになったのです。
これを踏まえると、『スプラトゥーン2』のファイナルフェスの結果が次回作のストーリーに大きな影響を与える可能性を感じるのも無理はないでしょう。しかし今回のお題は「混沌 vs 秩序」とかなり不安な印象を受けるものです。
◆フェスで配布されるギアやタイトルから見る不穏さ
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ファイナルフェスで配布されるギアを見ていきましょう。混沌側はギガギョコツというまさしく魚の骨と、バーニングブロイラーという世紀末のモヒカン頭のようなものになっています。混沌により極めて原始的な世界になったかのような表現といえるでしょう。
一方の秩序側は、ロボット頭のジャスティスブレインと謎のアンテナが異様に目立つコズミックアンテナとなっています。顔や表情が見えにくいデザインにされており、どちらかといえば不気味な印象を受けることでしょう。
フェスは「スプラトカリプス」という名前になっていますが、これは「アポカリプス」のもじりであり、終末を示唆していることは間違いないと思われます。混沌になろうが秩序が保たれようが、いずれにせよ世界が終わるなり、あるいは大きく変化する不穏な空気を醸し出しているのです。もしかすると、今回の選択は前作以上にたいへんなことになるのかも。
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