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オープンワールドARPG『原神』に登場する敵キャラクター「ファデュイ・雷蛍術師(らいけいじゅつし)」をご存じでしょうか?
この雷蛍術師は別段特別な敵でもなく、フィールドに何体もいる通常エネミーの一種です。ただし、ヒルチャールやアビスの魔術師などに比べると危険度は高く、なめてかかると死にます。私も初心者のころに、「なんか可愛い女の子が歩いてる!」と不用意に近づいて死にかけました。
いちエネミーにすぎない雷蛍術師ですが、脳裏にしっかり残る、ともすればプレイアブルキャラクターすら超える印象をプレイヤーに与えます。それはなぜかって?
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戦闘時の声がエロいからだよ
雷蛍術師との戦闘では、プレイヤー発見時の「みぃつけた♡ のぞきま♡」をはじめ、「あんたぁ、わたしとあそびにきたわけ?」「もっと派手にやろぉ~!」など、ねっとりボイスが響き渡ります。
攻撃のたびに漏れるダメージボイスは喘ぎ声と言っても過言ではなく、プレイヤーの性欲にダイレクトアタック。テイワット大陸の歩く18禁とはまさに彼女のこと。男主人公を選んだ私は、雷蛍術師にたべられる空くんを幻視しました。
雷蛍術師の魅力は声だけにとどまらず、あざとさを感じる耳付きのフード、ボディラインを見せつけるピッチリスーツ、ワンポイントにモフモフを入れつつ、かわいさとカッコよさを両立したコート、おまけに目隠し属性まで備えています。
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見た目も素晴らしい雷蛍術師ですが、そこはやっぱり敵。なまじ強いため、戦闘中にじっくり眺める余裕はありません。
……話は変わりますが、2月3日のVer.1.3アップデートにて、過去に遭遇した敵や生物の情報を記録する新要素「生物誌」が追加されました。すでに記録済みの敵を自由に眺めたり、そのバックストーリーを読んだりできます。
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あ、これなら雷蛍術師ちゃんをじっくり観察できるじゃん!
そこは布地なの? それとも素肌なの!? 雷蛍術師の服装までガン見
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さっそく生物誌を確認すると、雷蛍術師がかわいらしいポーズで掲載されています。周囲には「雷蛍」も飛び交い、すでに臨戦態勢ですね。甲高い声でこちらの嗜虐性を煽る雷蛍術師ですが、実は本人も嗜虐性の持ち主。こちらを殺る気満々でも、「これから始まるのは楽しいことだよ♡」と言いたげな雰囲気が堪りません。
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モチーフは何だろうと疑問を感じていた耳付きフードも、並んだ雷蛍を見ればピンと来ました。これ雷蛍の翅ですね。形状からカラーリングまでそっくりです。
雷蛍術師が「雷蛍と同じコスチュームがいい!」とごねたのか、はたまたファデュイのデザイナーが「雷蛍を使役するんだし、コスチュームも雷蛍寄りにしちゃお!」というおちゃめさんだったのか。ほのぼのしたバックストーリーが想像できます。
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一目で雷使いと分かる紫色の衣装には、よく見ると電子回路らしき模様がデザイン。より雷使いの印象が深まる一方で、ファデュイの高い技術力を使った雷蛍の力を効率的に引き出す仕組みなのでは? とも思えてきました。
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特に気になった……というか自然に目線を吸い寄せられたのが、胸から腰にかけての部分。周りとは正反対のベージュ色ですが、これは布地なのか、それとも素肌なのか!? 小一時間ほど雷蛍術師を問い詰めて真実を明らかにすべきと、私の中の旅人が訴えてきます。もし素肌ならば、そのままおへそまで見せてくれるよう土下座懇願も辞しません。
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続けて後ろ姿も見てみましょう。コートの裾がかなり鋭角で、電子回路の模様も合わさってサイバー感があります。また、背中には再び素肌疑惑のかかるベージュ色が登場。後ろ姿ならば、素肌との間にインナーだけでなくコートも挟まるので、こちらは布地な気がします。
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さて、いつもジンの尻を眺めている尻フェチの私としては、雷蛍術師の尻もしっかり確認したいところ。なのですが、残念ながらコートが邪魔でチラッとしか見えません。ふざけるな! と暴れたくなる一方で、このチラ見えもある種のエロスを感じます。すべてが見えないからこそ、その先にある理想を自分好みに妄想する。雷蛍術師を通して、私はまた一歩上級者に近づいたようです。
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生物誌を見始めた当初は、雷蛍術師の「みぃつけた♡ のぞきま♡」というボイスを思い出しつつ、今の私がしているのは“のぞき”ならぬ“ガン見”であり、当人はチラチラのぞかれる程度に思ってるんだろうが、実は隅々までガン見されてるんだぞ、と背徳感を味わっていました。
しかし、最後の尻で悟りました。私は結局、尻をチラチラのぞくことしかできない「のぞきま」であると。雷蛍術師を一方的に見ていたつもりが、逆にこちらの下心を見透かされていたようです。
雷蛍術師を観察したなら、氷蛍術師も観察しないとね!
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ここまで雷蛍術師を語ってきましたが、彼女の派生である「ファデュイ・氷蛍術師(ひょうけいじゅつし)」も生物誌で観察しましょう。氷蛍術師は、ドラゴンスパインの開放に伴い実装された雷蛍術師の氷バージョンです。こちらもエロボイスの持ち主ですが、雷蛍術師とは方向性が異なります。
こちらを積極的に責めるのが雷蛍術師だとすれば、氷蛍術師はこちらを手のひらで転がすお姉さんタイプ。戦闘中は「あたしに見とれてた?」「あたしに近づきたい?」「まだダメ♡」など、魔性な声が響きます。男主人公を選んだ私は、焦らしプレイに悔し涙を浮かべる空くんを幻視しました。
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姿かたちは雷蛍術師にそっくりですが、カラーリングをはじめ細かい違いがみられます。氷使いとなったことで、使役するのも「氷蛍」に変更。雷蛍術師の際に「耳付きフードは雷蛍の翅がモチーフ」と言いましたが、氷蛍術師はそれがより顕著になっていますね。
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活動場所が寒冷地のためか、衣装も厚みを増したように見えます。特に注目したいのは脚で、雷蛍術師が少しメタリックで機械的だったのに対し、こちらは布地が肉体の形状を直に見せつけムチムチ感を演出。付け根にそって“キュッ”とした部分が堪りません。
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また、胸から腰にかけておなじみのベージュ色が登場。思い返せば、雷蛍術師や執行官第8位「シニョーラ」も似た部位にベージュ色がありました。もしや、ファデュイの間では腰回りを露出するのが流行っているのでは? 私、旅人やめてファデュイに入隊します。シニョーラ様か雷蛍術師の部下にしてください。あ、散兵の部下だけはマジ勘弁。
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後ろ姿はこんな感じです。氷使いだからか、コートの模様が氷晶になりました。尻は案の定チラッとしか見えないものの、脚のムチムチ具合からして、こちらもムチムチな気がします。ああ、妄想が捗る……。
これまでは雷蛍術師と氷蛍術師とエンカウトするたびに、そのエロさを堪能してきました。しかし、今では生物誌によっていつでもどこでも彼女たちを観察できます。今後は戦闘の機会も減ることでしょう。
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……嘘です。まったく減る気がしません
生物誌を眺めるのと本物を相手にするのでは、やはりわけが違います。なによりも、今ある生物誌の機能だけでは物足りません。あんな願いやこんな願いを叶える360度回転やズーム機能、極めつけはボイス再生なども欲しいところ。雷蛍術師たちは“声”があってこそ印象に残るので、それを聞けなければ満足できないのです。
これからもジンの打ち上げや風圧剣で一方的にボコる外道……いえ、騎士道精神あふれる戦いで、雷蛍術師たちに挑む日々が続きそうです。とりあえず、ログインしたら瑶光の浜のワープポイントに直行だ!