UPDATE(2021/06/02):初出時、紹介オペレーター「アーミヤ」「フェン」の表記が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。

“源石”と呼ばれる鉱石の発見で様々な恩恵を得る一方、それを原因とする病気“鉱石病”が蔓延し、また発病した人も感染源になるという状況下、各地で迫害が起こる様になってしまった世界。 Yostarが配信を手掛ける『アークナイツ』は、その中で必死に生きる者たちの姿を克明に描いたスマホ向けタワーディフェンスRPGです。
そのメインストーリーは基本的に、主人公たちが巻き込まれていく戦禍を描くため息苦しく、重苦しい。その重厚さが魅力の本作ではありますが、それゆえに少し息抜きも欲しくなることも。そんななかで、ある種清涼剤とも言えるコンテンツが存在します。それは「コーデ」です。

ゲームにおいてキャラクターの衣装・見た目を変えてくれる「スキン」は、キャラクターの魅力を再確認させてくれたり、別の一面を覗かせてくれる、多くのゲームでの定番コンテンツと言えます。とはいえ『アークナイツ』では、この「コーデ」が登場人物の別の一面を覗かせるフレーバーとして機能したり、戦場の苛烈さを再認識させてくれたりと、本当に魅力的なのです。
そこで今回は、そんなキャラクターたちの魅力を引き立たせる“至高のコーデ”をピックアップしましょう。設定上の“ブランド”が15種類も存在することもあり、全種類を紹介すると膨大なテキスト量になってしまうので、紹介するのは一部となることをご了承ください。
Vitafield

山や砂漠など、どんなに過酷な環境下でも着こなす必要性が求められた結果、成長していったブランド「Vitafield」。量産体制が整った現在もなお、デザイン性および耐久性の双方で支持され、流行を生んでいます。

「クリフハート」のモデルは登山用に設計されており、防風・防寒・保湿はもとより非常に耐久性が優れています。落ち着いた黒ベースの衣装に身を包む姿は非常に頼もしくあり、また普段はロッククライミングや登山のスペシャリストという彼女の日常をよく捉えたコーデではないでしょうか。
TestCollection

「今までも、これからもオンリーワン」がキャッチコピー。「TestCollection」というブランドが生み出す衣装は、特定業務を遂行するために特化しており、戦闘任務に携わるオペレーターが持つ別の一面を垣間見せてくれます。

ドクター(主人公)の相棒である「アーミヤ」が着るのは、ロドス内の食堂でアルバイトをする際の衣装。ぺンギンサイズの大きさの物を中に入れられるほどのビッグサイズかつ、暖かそうなモコモコのコートに包まれて、今日の彼女はどこまで配達するのでしょうか。
EPOQUE

デザイナーたちの無意識的行動から興ったブランドで、利益度外視&感性だけを重視し、“お客様のためにという一点に集中して服をデザインする”というまさにカスタマーファーストを体現。「EPOQUE」は個人個人をさらに光らせてくれるブランドとして機能しているようです。

「テキサス」が身に付けるのは、EPOQUEのサブブランドの厳選モデル。本来は清廉な白がベースカラーとなっていたのが、彼女の要望により黒に染められたようです。結果、赤と黒のコントラストにより更に大人びた印象へと変化しました。彼女がそう要望した理由は、“運び屋ペンギン急便”という仕事柄、目立つ色を避けたのか、それとも……?
0011

新年を盛大に祝うのは『アークナイツ』の世界でも変わらないようです。年獣をモチーフとしたあしらいが施された衣装は、祝祭日を彩るには最適な華やかさを放ちます。

本作ではなかなか自分に自信の持てない「ジェシカ」ですが、ハレの衣装を身にまとったその表情は清々しい印象。君子蘭がテーマでしょうか、上質な赤と黒の中に花柄の白が自然と目を引き寄せます。デザイン面だけではなく実用性も兼ねているとのことで、この衣装を彼女は普段使いしているそう。かなりの値が張る逸品なので、そんな一着を普段着にできる財力の高さも伺えます。そんな彼女はなぜ、危険を伴うロドスにいるのでしょう……?
CORALCOAST

スポーツブランド「MARTH」のサブブランド。夏場やウォータースポーツをターゲットに捉え、そのデザインは海辺を鮮やかに彩ります。

「マッターホルン」が着る一着もこちらのブランドもの。「砂浜の番人」と名されたこちらは、耐久性はもとより通気性にもこだわりが施されています。その白を基調としたデザインは、海辺で焼けた健康的な小麦の肌を更に強調。鍛え抜かれた眩しい筋肉……そんな魅力を最大限に引き出してくれます。
WitchFeast

Trick or Treat!そんな言葉を思い出す「Witch Feast」は、毎年のロドスの仮装イベントを演出してくれる重要なブランド。もともとは女性だけが参加を許される伝統行事だったようですが、時代が変われば伝統も変わるようで、今では性別の垣根を越えてみんなが楽しむイベントと変化しました。

「クルース」がイベントを楽しむために用意したこちらは、なんと彼女本人がデザインしたとのこと。かぼちゃを連想させるスカートと色合いはイベントにぴったりで、星とかわいいキャラクターがあしらわれたマントをひらひらさせながらマジックを披露します。装飾品の中には色々とギミックが仕込まれているようで、彼女の器用さとともに、「皆を笑顔にしたい!」という優しさが伺い知れます。
Cambrian

防寒性に優れた「Cambrian」は凍てつくような寒い地域で好評を博し、その性能は気候の変化が大きい地域でも認知されるように。「美しく、安全で、暖かい」-今も昔もかわらないモットーを大切にしています。

マフラーで首元をしっかりと覆った「フェン」。袖が若干膨れているのは、気候や作戦内容に応じて自由に着脱できるからで非常に実利に叶っています。とはいえ、そんな服装をまとう彼女は、手に持っているコーヒーとバッグから察するに、オフの日を過ごしているのかもしれませんね。
IcefieldMessenger

輸送任務には危険がつきもの。雪原の中を雪ぞりを利用してとあってはなおのことです。そのような状況の中、人々に救援物資を届け続けた運び屋「トランスポーター」は伝説となり、人々の間で語り継がれることとなりました。「ゆきぞり」「運送」「伝説」……。はて、どこかで聞いたような……?こちらのモデルは、そんな伝説をモチーフとしています。

「カーディ」のコーデもその一つ。防寒性からは縁遠く、寒がりの彼女には少々厳しいデザインではあるけれど、その表情は笑みで溢れています。大量のプレゼントにスキー、そして雪を見ていると幸せで目が塞がってしまうという彼女。ロドスに加入する前は雪そり巡回隊の一員だったそうで、当時のことを思い出しているのかもしれません。
PIONEER

未知とは危険と隣り合わせ。そんな環境での使用を想定する服装は、安全に対する信頼性が非常に重要です。このブランドはその専門的な役割を担う重要な位置づけを担っており、これからも各分野のパイオニアと共に、未知の領域を広げることに尽力し続けます。

再びのご紹介となる「ジェシカ」が、もはや顔すら見えないというトンデモな姿に。機能性を追求してデザインされた衣装をまとった結果です。ただ、よく見るとガスマスクには耳がぴょこん、可愛らしく見えないこともない……かも。ここまで重厚だと安心感のあるデザインとは言えますが、ところで後ろにいる猫のようなガスは一体……?
いかがでしたか。今回紹介させていただいた「コーデ」はあくまで一部に過ぎません。その全容についてはゲーム内で確認可能となっています。
オペレーターたちの新たな魅力を発見できる本作の「コーデ」。こちらは基本的に期間限定で販売されるもので、販売時期を過ぎたものは復刻イベントか、常設の交換コンテンツに追加されるのを待つのみとなってしまうため、欲しいコーデを見つけた際は買い逃すことのないように、必要なアイテムを備蓄しておくことをオススメします。