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アクアプラスの代表作のひとつ『うたわれるもの』が、2022年4月26日に20周年を迎えます。このアニバーサリーに先駆ける特別生放送が11月24日に行われ、数々の新展開が明らかに。その中でも特に注目を集めたのが、20周年記念作品として発表された『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』です。
残念ながら、本作に関する詳細などはまだ明かされていません。プラットフォームはもちろんジャンルも未定。ですが、発表当時にお披露目された映像などで、いくつかの情報が確定しているほか、推察できる要素も複数あります。
そこで今回は、判明している情報や、推測できる点などをピックアップし、期待集まる注目作の本質にわずかながらでも近づこうと思います。20周年記念作品は、果たしてどんなゲームになるのか。期待を高める一助として、どうかご覧ください。
■冒頭の会話シーンで、過去作品に登場したキャラとのつながりが浮き彫りに!
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『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』関連映像で最初に飛び出したのは、3Dモデルのキャラクターたちで綴られた会話劇でした。まずは、この時に登場した3人の主要人物を掘り下げます。
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【パシュパクル】
・最初に登場した覆面の男は、後の会話で「パシュパクル」と名前が判明。
・彼の立場は、「教皇(シャントゥーラ)の右腕にして、一の闘士(ヴィラータ)」と会話内で語られており、かなり高い地位にいたと思われる。ただし、映像内では裏切り者のような扱いを受け、3人目の主要人物に刃を向けられる。
・追い詰められた彼は「すまぬ、トリコリ。約束を果たせぬようだ」「オシュトル……ネコネ……母さんを頼んだぞ」とつぶやく。いずれも過去作に登場したキャラクターで、オシュトルとネコネは兄妹。そしてトリコリはふたりの母親。
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新キャラクターと思われる「パシュパクル」ですが、この時点で立場や関係性などがかなり明らかになっています。特に大きなポイントは、トリコリ・オシュトル・ネコネとの繋がり。映像内の発言から、トリコリの夫、そしてオシュトルとネコネの父親という可能性が高めです。
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映像の最後では、深手を負った上に、トドメを刺されそうな流れになりましたが、はっきりとした生死はまだ不明。また、この後に披露されたアニメPVでは、パシュパクルらしき男性が赤子に短剣を突き立てようとするシーンもあり、『モノクロームメビウス 刻ノ代贖』の物語に深く関わっているかと思われます。
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【シューニャ】
・パシュパクルと共にいた謎の少女。彼から「シューニャ」と呼ばれる。
・彼女は、パシュパクルを「父さま」と呼ぶ。
・パシュパクルが開いたゲートに飛び込むシューニャ。空間なり時間なりを飛び越えて移動したと思われる。
・ゲートを潜る直前、「これを持って先に行け」とパシュパクルから何かを託される。詳細は不明。
シューニャは、パシュパクルのように過去作のキャラクターとの繋がりは今のところ明かされていません。一方で、パシュパクルを「父さま」と呼んでいる点が気になります。もし本当に親子ならば、オシュトルらとの関係も気になるところです。
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その後のムービーでもシューニャの登場機会は多いため、彼女は本作の主人公または主要人物のひとりかもしれません。前述のパシュパクルとの関係含め、謎めく点がある気になる少女です。
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【マヤカゥア】
・パシュパクルとシューニャを追ってきた第3の人物。名前は「マヤカゥア」。
・教団に属しており、教皇に仕えている。
・裏切ったパシュパクルを討伐に来た模様。
・シューニャを「ラーヴェンダーナ」と呼ぶ。
・パシュパクルに刃を向ける。
3人の中でも最も手がかりの少ないマヤカゥア。2人(もしくは、パシュパクルはシューニャに託したもの)を追いかけているため、シューニャが主人公サイドだとすれば、敵として立ちはだかることでしょう。
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今回のやりとりの中で気になるのは、シューニャ転送後に「あの娘……ラーヴェンダーナをどこへ飛ばした」と尋ねた点です。状況的には、“あの娘=シューニャ”と考えるのが妥当と思われるため、なぜ彼女をシューニャとではなくラーヴェンダーナと呼んだのか疑問が残ります。
もしかしたら“ラーヴェンダーナ”は名前ではなく、何らかの地位や象徴を指す単語なのかもしれません。