人間が一番怖い? 『学校であった怖い話』
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1995年に発売されて以来、現在も根強いファンがいるホラーアドベンチャーゲーム『学校であった怖い話』。実写サウンドノベルの先駆けともいえる作品で、ドット絵で表現された登場人物たちに言い知れぬ恐怖を感じる人も多いようです。
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シナリオは、新聞部に所属する主人公が七不思議の特集をするために、部長が招いた6人の語り手から怖い話を聞いていくというもの。プレイヤーは主人公とともに、6人しか語り手がいない不思議な七不思議の集会に聞き手としてゲームに参加することになります。
本作が他のアドベンチャーゲームと一線を画すのは、シナリオと選択肢の多さ。語り手の順番でシナリオが変わるほか、同じシナリオでも選択肢次第で全く別の話になることも…。シナリオ数は50以上にも及び、リメイクとして発売されたPSソフト『学校であった怖い話S』では、さらに追加されています。
しかし、ゲームをプレイしたくても対応しているハードを持っていないという人も多いはず。しかし最近、『学校であった怖い話』の原作・脚本を務めた飯島多紀哉氏が、ニンテンドースイッチ用ソフト『アパシー 鳴神学園七不思議』の開発を発表しました。全貌はまだ明かされていませんが、どうやら『学校であった怖い話』と世界観を共有しているとのこと。発売予定は2022年の夏なので、現在持っているハードでプレイできない…という人はこちらをチェックしてみてはいかがでしょう?
あの有名人も出演していた…!?『街 ~運命の交差点~』
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同作は『弟切草』『かまいたちの夜』で知られる、チュンソフトから発売されたアドベンチャーゲーム。渋谷の街を舞台にした作品で、プレイヤーは8人の主人公になってそれぞれが過ごした激動の5日間を追体験することになります。
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各主人公は、爆弾魔を追うゲーム好きの警察官、ノイローゼに悩まされる人気作家、謎の組織のもとで他人を脅迫し続ける青年など、個性豊かなメンバーばかり。主人公によって物語がガラリと変わるので、シリアスからコメディ、ラブロマンスまでさまざまなジャンルのストーリーを楽しめます。
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登場人物のグラフィックには実写が採用されており、お笑いタレントのダンカンさんや声優の谷山紀章さん、俳優の窪塚洋介さんなどが出演しています。当時、ヨースケという芸名で活躍していたフレッシュな窪塚さんを見ることができる貴重な作品といえるでしょう。
同作を唯一無二のアドベンチャーゲームにしているのが、「ZAP」というシステム。一人の主人公のシナリオをプレイしている際に別の主人公のシナリオに移動できるというシステムで、それにより分岐などが変わっていきます。この「ZAP」により、全く無関係の8人が交差していくのが同作の魅力。その独自のゲーム性から、今もなお名作として語り継がれています。
ドラマや映画などさまざまな娯楽がありますが、暖かい部屋でゲームをやるというのも乙なもの。アドベンチャーゲームはシナリオごとに合間合間の時間でプレイできるので、在宅勤務のちょっとした気分転換にもうってつけですよ。