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2020年11月12日、満を持して発売された新型ゲーム機「PlayStation 5」。しかしながら、昨今の半導体不足や、利益目的の転売による買い占めの影響により、思うように行き届いていないというのが現状です。
今回弊誌では、PS5を購入できたかアンケートを実施。382と、多くの票を頂きました。
アンケートの結果は以下の通り。
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欲しいけど買えていない:290票
買えた:70票
とくに欲しくない:22
「欲しいけど買えていない」という結果が約76%。やはりまだまだ行き渡っていない現状と言えるでしょう。
ただ、都内の家電量販店では、度々入荷のニュースが。ただし、購入の際に提携クレジットカードの利用が必須条件となっており、購入のハードルはまだまだ高そう。また、大型の家電量販店がない地方では購入がかなり難しいようです。アンケートに寄せられた意見を見てみると、抽選に申し込み続けて疲れてしまった読者も見られました。
また、対応の専用タイトルがそこまでないことを挙げる声もちらほら。『ELDEN RING』や『Horizon Forbidden West』など、話題のタイトルはPS4でも発売されています。今後、『Ghostwire: Tokyo』など、家庭用ゲーム機はPS5でのみ発売されるタイトルが増えてきたとき、この供給不足が続けば、今よりも酷い争奪戦になる可能性もあるでしょう。
「買えた」と回答した人は、発売日当日や、抽選で運良く当てることができた人です(そりゃそうだ)。かくいう筆者も、予約開始日にAmazonで運良く予約し、無事に発売日に手に入れることができました。これは筆者の所感でしかありませんが、あの予約開始日がAmazonで最も手に入れやすい日だったのではないでしょうか。
新型コロナウイルスのパンデミック下での発売ということもあり、大々的な発売記念イベントや、家電量販店の大行列を見ることができなかったのが残念でなりません。
一方で、「とくに欲しくない」と回答した読者には、入手困難な状況で興味が薄くなってしまった方や、ゲーミングPCを導入した方が見られました。グラフィックカードも同様に価格が高騰していますが、PCと家庭用ゲーム機ではできることが異なり、拡張性やインディーゲームなどのコアなタイトルを遊ぶ際は、PCに軍配が上がることも少なくありません。
兎にも角にも、一刻も早く安定した供給が見られるようになって欲しいものです。
次ページでは、読者から頂いたコメントを掲載しています。悲痛な叫びから買えた喜びまで、読者の心境をダイレクトに感じられるものになっています。