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HoYoverseは、PC/PS5/PS4/スマホ向けオープンワールドRPG『原神』にて、2人の新キャラクター情報を公開しました。水元素使いの「夜蘭(イェラン)」と、雷元素使いの「久岐忍(くきしのぶ)」であり、いずれも初公開となります。
「夜蘭」は、その身分が謎に包まれた女性。幽霊のように様々な姿であらゆる事件の中心に現れ、嵐が止む前に消えてしまうことが多いのだとか。煙緋は「彼女のことは一般人として扱ったほうがいい、と言いたいところだが、そうすると今度は交渉が上手く運ばなくなる」と語っています。
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一方の「久岐忍」は、荒瀧一斗が率いる「荒瀧派」の二番手。忍者のような装束で、あまり笑顔を見せないのだとか。あの九条裟羅が「彼女は博識な上に文武両道で、副手として稀代の逸材」と語るほど優秀な人物のようです。
◆「夜蘭」キャラクター紹介
渺々たる天地、往来せし幽客
夜蘭の身分は常に謎に包まれている。彼女は幽霊のように、様々な姿であらゆる事件の中心に現れ、嵐が止む前に消えてしまうことが多い。
面倒事に巻き込まれた人々は、彼女と会うことを待ち望む。なぜかは分からないが、彼女なら自分を救ってくれると、その大半が思い込んでいるのだ。手の施しようのない事態に陥ったら、彼女を味方に引き入れればよいと彼らは考えている。
だが厄介なのは、相手も同じように考えていること。人々は皆、異なる身分や名前を持つ夜蘭に出会っている。誰もが夜蘭と手を組めると思い、そして…誰もが騙されているのだ。
彼女は一体誰を助けたいのか、いつになったらその胸の内を吐露するのか。彼女が考えを巡らせ事件に介入した時、その口から真実が語られることはない。偽りの身分を捨て、彼女が真摯に向き合ったとしても――答えを渇望する者たちは、すでにそれを耳にする機会を失っているだろう。
◆「久岐忍」キャラクター紹介
百業の通才、鬼の副手
「荒瀧派」の二番手。独特な面頬を着けており、あまり笑顔を見せない人物。荒瀧派に入った時期は比較的遅いほうだが、彼女は一派全体を変えた逸材である。久岐忍が加入してから、荒瀧派は法律や商いの相談、宴会の催し、衣装の仕立てなど…幅広い事業を展開するようになった。
さらに驚くべきことは、あのダラしのない荒瀧派だというのに、それら事業に関する資格証明書をすべて提示できる点だろう。その署名欄には、いずれも久岐忍の名が記載されている。
また、この二番手は留学経験があり、天領奉行とも親交がある。外部の者がこのような話を聞けば、疑惑の念を抱くことだろう。しかし、荒瀧派と付き合いの多い、花見坂の住人たちであれば話は別だ。安心して彼女のところに駆け寄り、様々な相談をしている。彼らによれば、久岐忍との相談はいつも円滑に話が進み、効率的なのだそうだ。ただし、次の二つの規則を常に頭に入れておく必要がある――
一、面頬に隠された本当の姿を追求しないこと。二、彼女が仕事に出るたび、わざわざ鳴神大社を避けている理由を聞かないこと。
すでに次回「Ver.2.6」の実装キャラクターは決まっているので、早くても「Ver.2.7(もしくは3.0)」での実装となるであろう「夜蘭」と「久岐忍」。そのキャラクター性や性能など、気になるばかりです。