
多くの褪せ人を「すわ壁叩きのやり直しか!?」と震撼させたあの幻影壁ですが、どうも杞憂で済みそうです。
ソウルシリーズから引き続き、『ELDEN RING』でもいたるところに存在している幻影壁の罠。通常1撃を加えるだけでその存在を看破でき、抜け道や宝物を獲得できるのですがその「常識」を打破する形となった、看破に50撃を要する幻影壁が火山館に存在することで一躍有名になりました。
嘘であれ誠であれ、「この先に幻の壁があるぞ」なるメッセージに従い、周囲の壁を叩き始めるのはシリーズファンの習性ともいうべきものですが、あくまで1撃で判明するという前提のもとでのこの行動。見事にこの前提を打ち崩した “高耐久型”幻影壁の登場は、多くのプレイヤーに衝撃とともに疑心暗鬼の種を植え付けたことは間違いありません。

『ELDEN RING』ですが4月19日にVer1.04のパッチが配信され、戦技や魔法などのバランス調整を始め、カメラ周りのオプションの追加、またイベントの追加やテキストの修正が行われましたが、このパッチにより件の幻影壁は破壊できない“通常の”壁に置き換えられました。
これにより、「1撃に耐えたこれはただの壁か?あるいは数回耐えうる幻影壁か?」と、まるで孔明の術中に嵌ったかのような心境にあった多くの褪せ人もようやく安心できるのではないでしょうか?
なお、今回の修正に関してはこちらにパッチノートが記載されています。
これらの修正を検証する動画が『ELDEN RING』の動画を投稿しているZullie the WitchさんによりYouTubeにて公開されています。動画中では例の幻影壁に加え、異様な大ダメージを与えてくる出血犬に関する修正が検証されており、出血犬に関しても何らかの修正がなされたことが窺えます。