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インサイド編集部&ライターが選んだ「最もハマった3DSのゲーム」

編集部&ライターが選んだ「最もハマった3DSのゲーム」をピックアップ。「ニンテンドーeショップ」残高追加終了までにチェックしてみてはどうでしょう。

任天堂 3DS
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3DS/Wii U向け「ニンテンドーeショップ」の残高追加が、8月30日午後1時30分に終了します。そして2023年3月28日9時にてダウンロードソフトなどの販売を終えると発表。長く愛されてきた「3DS」「Wii U」でのダウンロード販売終了とあって、大きな話題になりました。

そこで、本記事ではインサイド編集部&ライター陣が夢中になった「3DS」タイトルをご紹介します。

◆高村 響『PROJECT X ZONE』シリーズ

【見逃せない奇跡のクロスオーバー! せがた三四郎も登場の『PROJECT X ZONE』シリーズ】

筆者がハマった作品は色々ありますが……ここで取り上げたいのは『PROJECT X ZONE』および『PROJECT X ZONE 2 -BRAVE NEW WORLD-』。ニンテンドーeショップが終了してしまう前に購入してほしい一作です。

というのも、本作はカプコン・セガ・バンダイナムコエンターテインメント(2では任天堂も!)のゲームキャラが共演した作品! こういったクロスオーバー作品はリメイクにもハードルがいささか高いかも……ということで、興味のある方は今のうちに確保してはどうでしょう。『鉄拳』『ストリートファイター』『龍が如く』『FE 覚醒』などが奇跡のタッグを組んだ姿は必見です。まさかの「せがた三四郎」も参戦していますよ。

◆すしし『バッジとれ~るセンター』

【最もハマった基本プレイ無料(アイテム課金)ゲーム】

私は基本プレイ無料のゲームにいまいちハマりきれないのですが、『バッジとれ~るセンター』に関しては例外でした。

本作は3DSのHOME画面を飾れるバッジを入手できるゲーム。UFOキャッチャーのようにバッジを落としたりキャッチしてゲットしていくわけですね。そして、プレイするときにお金を払う必要があります。

このゲームのスゴいところは、「ゲームプレイにお金を払う」ところ。つまりキャラなどモノを入手するためにお金を払うのではなく、あくまで遊ぶためにお金を使うわけですね。これはゲームで課金するときにものすごく納得のいきやすい作りです。

また、バッジも種類豊富でさまざまな作品のものが登場していましたし、本作のマスコットキャラ「バイト」も超印象的でした。最高のF2Pゲームです。

◆田下広夢『ARゲームズ』

【3DSを10台抱えて旅をしていました】

ARゲームズは3DSに搭載されている、ARを駆使して遊べるゲーム。なぜバンドルのゲームが1番になるかというと、ちょっと思い出があるのです。3DSが発売されたばかりの頃、日本複合カフェ協会の企画で、3DSを10台抱えて全国のネットカフェを回る「日本横断!みんなでニンテンドー3DSを遊ぶオフ会」というイベントをやっていました。そう、3DSと旅をしていたのです(笑)。

そこで、当時非常に珍しかったARをみんなで体験するべく、3DSに同梱されたARカードを大きく引き伸ばし、人物大のマリオやピクミン、Miiとの記念撮影などをしていました。今では珍しくもないARですが、その頃は初体験の人も多く、ARに驚くたくさんの顔が、とても印象的で忘れられません。

◆井の上心臓『スーパーロボット大戦UX』

【『蒼穹のファフナー』が好きすぎて何週遊んだのかわからない】

筆者が最もハマった3DSゲームと聞いて、思い出したタイトルはこちらでした。『スパロボ』はスマートフォン向けのタイトル以外、最新作が出ると必ず発売日に購入して遊ぶシリーズなのですが、その中でも一番遊んだかもしれません。

その理由はアニメ『蒼穹のファフナー』シリーズが大好きだったから。当時は『蒼穹のファフナー EXODUS』や『蒼穹のファフナー THE BEYOND』はなかったので、劇場版の『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』までの参戦でしたが、他作品との絡みや原作再現、作中でいなくなってしまうキャラクターが生存するなど、熱い展開に心躍ったものです。

当時遊んだ3DSやソフトが行方不明になってしまったのは残念ですが、いつかもう一度手に入れてまた遊びたいと思っています。

◆ひびき『モンスターハンター4』

【天を廻りて戻り来よ】

『モンスターハンター4』は本格的にニンテンドー3DS向けに発売された『モンハン』シリーズタイトルとしては第1弾となる完全新作でした。

移植作の『モンハン3G』を経て、徹底的に携帯機向けへシステムが改修された快適なハンティングアクションと、歯ごたえのあるクエスト難易度。筆者にとっては初『モンハン』ということもあって、当時は寝食を忘れてプレイしたものでした。

特に初登場モンスターのシャガルマガラの生態や相対するハンターとの熾烈な戦いは、生物としてのプリミティブな「生存競争」として描かれており、自分の中の男の子の心が滾る思いがありました。

◆鈴木伊玖馬『星のカービィ ロボボプラネット』

【3DSだからこそ楽しめるギミックが満載】

3DSで登場したソフトの中でも、一番ゲーム機にマッチした作品だったと思います。

横スクロールアクションを採用した“いつものカービィ”ともいえる本作。特徴的な点として、特定のステージに配置してある「ロボボアーマー」の存在が上げられます。

こちらにはカービィが乗り込むことで、通常では壊せないブロックなどを粉砕できます。敵をスキャンすれば、独自のコピー能力を使用可能。普段のカービィとは違った能力を発揮できるのも、『星のカービィ64』のミックスのようで面白いです。

何より面白かったのが、適度に入っているパズル要素。本作ではステージの奥行きを使ったギミックが多くあるのですが、これが3D機能と抜群に噛み合っており、詰まった時にはゲームを立体化させ探索を行うと、見落としていた謎が解けることもありました。

今後移植もされると思いますが、ぜひ3D機能のある3DSで遊んで欲しい所です。

◆茶っプリン『ポケットモンスター オメガルビー』

【人生初めてのポケモンがリメイク!】

筆者が初めて遊んだポケモンは『ポケットモンスター ルビー』でした。それが3DS向けにリメイク。友人と「俺たちの思い出・ルビサファがリメイクだぜ!?」と盛り上がったのを今でも覚えています。

グラフィックのパワーアップはもちろん、バトルには「メガシンカ」や「ゲンシカイキ」が登場。おまけに追加シナリオまで用意されている進化っぷり。属性てんこ盛りの「カガリ」にドキドキしたのは筆者だけじゃないはず。

メガストーン無しでもメガシンカできる「メガレックウザ」。おわりのだいち、はじまりのうみ、デルタストリームといった常識破りの特性。伝説ポケモンたちの“規格外過ぎる性能”も強烈でした。

◆蚩尤『Girls Mode 4 スター スタイリスト』

【店長ちゃんをコーデしまくるゲームです】

3DSは『ガールズモード』シリーズが3作品も出てくれた本当にすばらしいハードでした。お客さんたちの来店時のコーデを見て好きなブランドや傾向を把握して、それに沿うコーデを提案をするもよし、新たな一歩を開拓できるよう、敢えてハズしたコーデを提案するもよし。

お客さんだけでなく、プレイヤーの分身たる主人公(通称“店長ちゃん”)を自由に着飾らせることも大きな楽しみのひとつで、顔のエディット、髪型、コーデの組み合わせ次第で10代の女の子から20代のお姉さんまで、結構幅広いメイキングができます。

シリーズを経るごとにキャラのモデリングも進化していくので、『4』ではシリーズ最高峰に自分好みのお姉さんキャラができました。『ガールズモード』は店長ちゃんを自分色に染め上げるゲームです(ちょっと違う)。そして今年の秋で『4』発売から早5年…。まだだ、まだ『ガールズモード5』を諦めない!

◆G.Suzuki『閃乱カグラ Burst 紅蓮の少女達』

【3DSを買おうと思う切っ掛けとなったタイトル】

3DSでゲームをプレイしてみたいと思わせたのが『閃乱カグラ』でした。3Dのキャラクターが可愛いだけで無く、横スクロール型アクションが良く出来ていて面白く、色物に思えますが実際に遊んでみて印象が大きく変わったゲームも他にありません。

筆者は2015年前後にnew3DSを買ったので、実際にプレイしたのは1作目に追加要素と更なるバランス調整が加えられた『閃乱カグラ Burst 紅蓮の少女達』でした。3D表示の面白さも含めて「もうちょっと早く遊んでおけば…!」と思わせたゲームです。

◆臥待 弦『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』

【3DSにも広がった迷宮冒険紀行よ、どうか再び……!】

個人的なイメージですが、ニンテンドーDS時代は挑戦的なゲームが続々と出ていたように感じます。むろん、革新的な意欲と成功は必ずしも手を結びませんが、その中でも華々しい成果を上げたもののひとつが、迷宮探索に古式ゆかしい「手書きマッピング」を盛り込んだ『世界樹の迷宮』シリーズでしょう。

過酷な冒険だからこそ、自分で書き記すマッピングが武器になり、命綱にもなる世界。その興奮はDSだけに留まらず、『世界樹の迷宮IV 伝承の巨神』の登場とともに3DSにも広がりました。

発売前に登場した体験版の時点で虜になり、制限内の要素をやりつくす勢いでプレイ。その熱意のまま、気球艇で挑む広大なマップ、小迷宮によるメリハリ、ブラッシュアップしたシステムなどを製品版で味わいながら、ストーリーボスのみならず、真のボスまで倒すほどどっぷり浸かりました。

その後も『世界樹の迷宮』は発展を遂げましたが、『世界樹の迷宮X』を最後にメインシリーズは沈黙し、今に至ります。『世界樹の迷宮IV』で3DSに手書きマッピングの世界が訪れたように、新たな最新作でスイッチの世界に『世界樹の迷宮』の息吹を呼び込んでほしい! マッピングは半透明にしてレイヤーのようにメイン画面に重ねて、ボタン1発でON/OFF切り替え……みたいな形とか、色々とやりようはあると思うのでぜひ!!



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¥5,673
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《高村 響》

多義的に面白いことが好きです 高村 響

兵庫県生まれ。子供の頃からゲームを初めとしたサブカル全般にハマっていたものの、なぜか大学にて文学研究で博士課程まで進むことに。本が好きで、でも憎い。純文学を中心とした関係性の中で生きていたが、思うところあってゲームライターに転向。その結果、研究のさなかゲームをしまくっていたことが恩師にバレつつある。 読んでくださっている皆様、どうぞよろしくお願いします。

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