■「紋章士」リンの強みは、超々射程の弓技や怒涛の攻撃にあり
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原作では、リンの主武器は剣でした(クラスチェンジ前)。また、専用武器の「マーニ・カティ」と「ソール・カティ」が剣だったこともあり、剣士のイメージが色濃いファンも少なくありません。
ですが、『エンゲージ』に登場する彼女は、その手に弓を握りしめています。原作でクラスチェンジすると、弓が装備できるようになるので、そちらの面が色濃く影響しているものと思われます。
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そのためリンのエンゲージ武器も、弓系の「キラーボウ」です。必殺の一撃(クリティカル)が出やすいので、持ち主のステータス次第で強敵相手にも大ダメージが見込めるでしょう。
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またエンゲージ技の「流星群」も弓の攻撃で、その射程は驚異の10。しかも「隠密」が使えば、その射程はさらに+10されます。超々射程の5連続攻撃は、ピンポイントで敵の要所を突き、戦局を変える一手になりそうです。
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ですが、遠距離攻撃以外にも頼もしい効果を持っており、例えばシンクロスキルの「攻め立て」は、こちらの速さが大きく上回っている場合、敵が反撃する前に「追撃」を行います。つまり、条件を満たしていると「攻撃」→「追撃」の2連続攻撃が可能。
通常、攻撃した時に1撃で倒せないと、相手の反撃を食らいます。しかし「攻め立て」を活かし、2回の攻撃で敵を倒せば反撃を受けずに済むので、無傷で勝つハードルが大きく下がるのです。
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また、エンゲージスキル「残像」を使うと、4体の残像を展開。この残像は敵の攻撃を引き付ける囮になるほか、チェインアタック要員(仲間同士による連携攻撃)にも使えます。
距離を置いてこちらのペースで攻撃を繰り出し、近寄られたら残像を盾にし、反撃を封じての攻撃やチェインアタックで撃破。遠近ともに優れた効果を、「紋章士」リンが与えてくれます。
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『烈火の剣』は『FE』シリーズでは珍しく、国家間の戦争を舞台としていません。また、女性の主人公を抜擢したのは、シリーズ作中ではかなり珍しい部類です。
草原から旅立った一介の少女は、気が付けば公女として戦いの矢面に立ち、信頼できる仲間と共に全てを終わらせ、またひとりの少女に戻ったリン。波乱に満ちた人生を歩んだ彼女が、今度は「紋章士」としてどんな活躍を見せてくれるのか。その顛末を『エンゲージ』でご覧ください。
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