人生にゲームをプラスするメディア

『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ

長い歴史を持つ『真・女神転生』シリーズとは、どんな歩みを重ね、人気を博してきたのか。その魅力や背景に迫ります。

ゲーム 特集
『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ
  • 『真・女神転生』って何がスゴいの? 人気の理由って? 「悪魔合体」を生み出し、コマンドRPGに革命を起こした名シリーズ

■『真・女神転生』シリーズから、多くの名作が巣立っていく

数々の魅力的なゲームシステムを備え、勧善懲悪とは対極の物語を提示し続けている『真・女神転生』シリーズ。かなり特徴的な作品なので、万人受けこそしませんが、一度魅了されるとハマってしまうパワフルな魅力を持っているのは間違いありません。

その影響力はシリーズ内だけに留まらず、多彩な作品に影響を与えるほどです。例えば、アトラスの看板タイトルのひとつ『ペルソナ』シリーズは『女神異聞録ペルソナ』から始まりました。この1作目は『女神転生』シリーズの外伝的な作品として作られています。

『女神異聞録ペルソナ』の発売は1996年なので、『真・女神転生』シリーズは『II』(1994年発売)までリリースされていた時期です。『真・女神転生』シリーズの活躍がなければ、『女神異聞録ペルソナ』や『ペルソナ』シリーズが生まれていなかったかもしれません。

また、2006年に発売された『ペルソナ3』には、敵の弱点を突くとダウンさせられる「ワンモアプレス」というシステムが実装されました。その効果は「プレスターンバトル」に近いもので、『真・女神転生III NOCTURNE』の影響を受けていることが窺えます。

このほか、スピンオフ的な作品だけでも『真・女神転生if...』『真・女神転生 NINE』『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』などが作られたほか、今もサービスを展開している『D×2 真・女神転生 リベレーション』といったタイトルもあります。

また単発だけでなく、シリーズ展開が行われた派生作も多数存在します。悪魔召喚をより深く描いた『デビルサマナー』、シミュレーションRPGになった『魔神転生』『デビルサバイバー』、ゲームボーイを中心に活躍した『女神転生外伝 ラストバイブル』、ゲームボーイアドバンスにも進出した『デビルチルドレン』、新機軸の『DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー』と、語り切れないほどの作品が広がっていきました。

人気シリーズからスピンオフまで、『真・女神転生』シリーズは数多くの作品に影響を与えました。自身も名シリーズとして謳われていますが、名作群の父としても大きな功績を残しています。


意外な出発点、ユニークで個性的なゲームシステム、多彩な価値観と自らの手で掴み取る結末、多くの派生作を生み出した影響力など、『真・女神転生』シリーズの魅力は語れば語るほど出てきます。

『真・女神転生』のナンバリング作品が描く物語は、『真・女神転生IV』と『真・女神転生IV FINAL』の関係を除き、いずれも単体で完結しています。発売を迎えた『真・女神転生V Vengeance』もその例に漏れず、未経験者でも何ら問題なく楽しめます。

『真・女神転生V Vengeance』でシリーズデビューを果たし、その魅力に触れてみるのも一興です。なにとぞ、“コンゴトモヨロシク”。


真・女神転生Ⅴ Vengeance- Switch
¥8,107
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
真・女神転生Ⅴ Vengeance- PS5
¥8,107
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 毎ターン、たねポケモンを一気に2進化まで成長させる!?『ポケカ』新弾のACE SPEC「偉大な大樹」が破格の性能…ただし注意点も

    毎ターン、たねポケモンを一気に2進化まで成長させる!?『ポケカ』新弾のACE SPEC「偉大な大樹」が破格の性能…ただし注意点も

  2. これが本当のラクーンシティ…動物園「長崎バイオパーク」が『バイオハザード』のゾンビのようにむらがる“ラクーン(アライグマ)”を投稿し話題に

    これが本当のラクーンシティ…動物園「長崎バイオパーク」が『バイオハザード』のゾンビのようにむらがる“ラクーン(アライグマ)”を投稿し話題に

  3. 『龍が如く』最新作が2,728円、スイッチの『ドラクエ』派生作もお手頃価格! PS5やスイッチもお得なゲオ店舗のゲームセールを現地調査

    『龍が如く』最新作が2,728円、スイッチの『ドラクエ』派生作もお手頃価格! PS5やスイッチもお得なゲオ店舗のゲームセールを現地調査

  4. サイバーエージェントが「ニトロプラス」を買収―名前はそのまま体制も維持、『刀剣乱舞』コンテンツ拡充や新規IP創出目指す

  5. ユニコーンガンダムが「ハイパー・メガ・ランチャー」を装備!?カトキハジメ氏による“新武装を纏った姿”が『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に登場

  6. 最強ポケモン「メガレックウザ」が、1日限定で登場!エピックレイドの重要ポイントまとめ【ポケモンGO 秋田局】

  7. 『ゼンゼロ』が迫る中、中国ではダークホース到来。『パルワールド』みたいなゲームも―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年6月30日】

  8. 武内崇氏がセイバーたちを描き下ろし!大迫力のリマスター版『Fate/stay night』メインビジュアル初解禁

  9. 最大86%OFF! 1,000円を切る『アライアンス・アライブ HD』や、オープンワールド2作品がセットで3,000円以下【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

  10. 『勝利の女神:NIKKE』新コスは「実際はもっと派手」、「着て泳げればそれすなわち水着」など、見逃せないワード満載!

アクセスランキングをもっと見る