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中国で展開されている『ペルソナ5』の外伝作品『Persona5:The Phantom X』にて、“75歳のおばあちゃんペルソナ使い”が登場し話題を呼んでいます。
◆75歳のペルソナ使い
本作は、中国のゲーム会社Perfect Worldが『ペルソナ5』とIPライセンス契約を結んで開発する作品。『ペルソナ5』の世界観と基本設定をベースに、東京で「新たな怪盗団」によるオリジナルストーリーが描かれます。
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おばあちゃんペルソナ使いの名前は「長尾千津子」で、日本語声優は勝生真沙子さんが担当。75歳の酒豪女性で、勇敢で正義感に満ちた性格の持ち主。孫娘との意思疎通の難しさに悩んでいるほか、特技のサックスも音楽好きだった夫が亡くなってからは長いこと練習していないそう。
高齢らしく白髪やシワは目立つものの、立ち姿や体型はモデルのようにスラっとしており、お洒落な身なりも相まって年齢を感じさせません。一人称も「ババア」と少々ファンキー。いわゆる「カッコイイおばさま」という感じです。
主人公が飲み屋街を探索している時に出会い、「道を聞きたいのかい、坊っちゃん?やめときなやめときな、この辺りの連中はみーんな酔っぱらってる」「ババアになるとねぇ、酒にしか頼れなくなるもんなのさ」と気さくに接してきます。
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怪盗時のコードネームは「VINO(ヴィノ)」で、ペルソナは「アンペロス」。ピシッとしたボディスーツの上にボディアーマーを着こみ、ブルーのジャケットを羽織ったこれまたカッコイイ出で立ち。髪も腰辺りまで伸び、マスクは眼帯のようなデザインをしています。
戦闘中も「おっと、ババアだからって甘く見るんじゃないよ」と気さくな姿勢はそのまま、「ババアの力、見せてあげようかねぇ!」「あたしの怒りで貫いてやるさ!アンペロス、ぶちかますよ!」など決める時はバッチリ決めます。
もちろんお馴染みのカットイン演出も存在。王道を行く「カッコイイおばあちゃんキャラクター」と言えるでしょう。
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◆善吉たちも優に超える年齢
言わずもがな、『ペルソナ』シリーズを通しても非常に高齢のペルソナ使い。そもそも少年少女たちが主人公のジュブナイルRPGなため、大人の味方ペルソナ使い自体が非常に稀です。
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味方の中では「長谷川善吉(40歳過ぎ)」などの中年がせいぜいでしたが、それを優に超える75歳のペルソナ使いの登場は、ファンからも驚きを集めることに。SNS上では「善吉の上が来たか」「イケおばかっこいい」などの声で盛り上がっています。
なお、厳密には本人がペルソナ使いに覚醒したわけではなく、「もしあの人が怪盗になったら?」という可能性から生まれた認知存在という本作の独自設定があるのですが、ややこしくなるので本稿では割愛します。
日本では未配信の『Persona5:The Phantom X』ですが、今後、日本・グローバルでの展開も視野に入れていることが、セガサミーの2024年3月期 決算資料で明かされています。国内でも「長尾千津子」を操作できる日が来るのを期待しましょう。
また、長尾千津子の日本語ボイス付きPVは「bilibili」で確認できます