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配信者は光の戦士になってもゲームセンス抜群!?極シヴァの頭割りギミックへの気づきなど「FF14 The k4sen」でみせた勘の鋭さにヒカセン驚愕

「FF14 The k4sen」での高難易度攻略の様子が話題に

配信者 VTuber

ZETA DIVISIONのストリーマー「k4sen」さんが主催するイベント「ファイナルファンタジーXIV The k4sen(以下、FF14 The k4sen)」が9月2日、3日、5日の3日間にわたって開催されました。その配信のなかでストリーマーの方々のゲームセンスが光る場面がいくつも見られ、話題となっています。

◆とある人物の提案でギミック内容が判明……頭割りだと気づいた瞬間が話題に

「FF14 The k4sen」において特にSNSで話題になっているのが、2日目に挑んだ「極シヴァ討滅戦」です。参加メンバーは「極リヴァイアサン討滅戦」に挑戦し撃破、その後「極リヴァイアサンをクリアできたら」と予定されていたボス「シヴァ」へと挑みますが、いざはじまってみるとバトル序盤に発生するアクション「アイスブランド」に大苦戦してしまいます。

『FF14』の討滅戦では、基本の動きとして「メインタンクがボスのヘイトを離れた位置で取り続け、味方に攻撃が向かないようにする」必要があります。しかしタンク役が持つ無敵技も再使用までのリキャスト時間が長いため連発はできず、バフやデバフを使ってもまともにアイスブランドを受けてしまい一撃で戦闘不能状態になっていました。

葛葉さんの配信「【 The k4sen FF14 】 ガチ初見竜騎士見習い2【 大縄跳び 】」より引用
葛葉さんの配信「【 The k4sen FF14 】 ガチ初見竜騎士見習い2【 大縄跳び 】」より引用

「どうすればいいんだ……」というムードが漂っていたなか、にじさんじ所属の葛葉さんが「俺思ったんだけどさ、綱引きみたいな技なかったっけ?ヒーラーに。あれで助けてあげるのはどうなの」と、アイスブランドを受ける直前に「パーティメンバーひとりを対象として自身の近くに引き寄せる」アビリティ“救出”を使って、攻撃をかわすことを思いつきます。

メンバーからの「いいねぇ」「やってみるか」との言葉を受け、実際にヒーラーが試してみることに。ヘイトを溜めていたタンクがヒーラーの近くに引き寄せてアイスブランドを避けようと試みますが、今度はかわすのではなく周りのメンバーごと攻撃に巻き込まれてしまいます。ですが不思議なことに、今までとは違いタンクが戦闘不能になりません。「耐えた、耐えた!」「なんで死なないの?」と声があがり、「複数人で攻撃を受けたらダメージが分散できる」のではないかという気づきが広がります。

それはまさに正解の行動でした。この「極シヴァ」におけるアイスブランドの効果は、「ヘイトが一番高いメンバーに扇状頭割り攻撃」を与えるというもの。頭割り攻撃は、複数人で集まってダメージを受けることで、一人あたりのダメージが分散するギミック。通常は十字状の“ここに集まってください”という前兆マーカーが出現するのですが、極シヴァにおいてはその前兆が発生しません。

そもそも頭割りなどのバトルギミックはストーリーに応じて解放されるコンテンツで徐々に学んでいくものですが、今回参加している「FF14 The k4sen」のメンバーはいきなり高難易度に挑戦しています。ノーヒントかつプレイ開始2日にも関わらず「頭割り」という概念に気づいたことに、ゲームを生業とするストリーマーとしてのセンスや学習能力の高さがあふれていると、『FF14』ユーザーから賞賛されていました。

◆初心者の頃の気持ちを思い出すプレイヤーも多数

また、こうしたスタート時点が同じ初心者たちが攻略情報を見ずに、頭を捻らせ謎を解きながら遊ぶゲームの楽しさが見られたことから、「俺らもこういう時代があったな」「わちゃわちゃ言いながら遊ぶのが一番楽しい」と、自らの初心者時代を思い出す『FF14』プレイヤーが続出しています。

筆者も『FF14』プレイヤーですが、知らない人とプレイすることの多いMMORPGかつ、身内だけでプレイするにしてもほかの人に迷惑かけない&効率よくクリアするために、はじめて挑むコンテンツでもギミックは予習前提になっている側面もありました。ですが今回、『FF14』のバトルの面白さのコアは、トライアンドエラーを繰り返しボスに徐々に適応していく過程にあるのだと改めて気づかされました。ちなみに私も「極シヴァ」でなにが何だか分からないうちに何度も戦闘不能になった経験があります。「このコンテンツは苦労した」「仲間と一緒に〇〇に挑んだ」など、みなさんの『FF14』での思い出も教えてください。

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《SIGH》

RPGとADVに強いと自称するライター SIGH

RPGとADVが好きなフリーのゲームライター。同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。

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