由緒ある生活情報誌はファミコンとゲームボーイを最良の玩具の一つとして選出しました。 Good Housekeeping(グッドハウスキーピング)は1885年に創刊され124年の歴史を持つ生活情報誌。様々な商品に厳しいテストを行うことで知られていますが、同誌の「ベスト・トイズ・オブ・オールタイム」にNES(海外版ファミコン)とゲームボーイが選ばれました。 同誌が選出した「ベスト・トイズ・オブ・オールタイム」は以下の通り。 ■1920年代 車輪の付いた子犬のオモチャ テディベア 子供用スクーター ミッキーマウス ■1940年代 ドールハウス ■1950年代 オモチャの電話 Play-Doh(小麦粉で作られたオモチャ粘土) ウォーキー・トーキー(通信機のオモチャ) ■1960年代 バービー ■1970年代 レゴ エッチ ア スケッチ(2つのダイヤルを動かすことで絵を描くオモチャ) ■1980年代 ニンテンドー キャベツ畑人形 ■1990年代 ファービー ドリームキャスト ■2000年代 Ultimate Planetarium(家庭用プラネタリウム) NESとゲームボーイは「ニンテンドー」という項目での受賞。「Nintendo Entertainment System(NES)が出た1985年、子供たちは『ドンキーコング』や『スーパーマリオブラザーズ』のようなゲームが好きになった。最初の2年で6000万台以上を売り、WiiやニンテンドーDSのような今日のハイテクゲーム機への道を拓いた。ゲームボーイは1989年に発売され、活動的な子供たちはこれを楽しんだ。我々は1985年12月号でNESを特集した」と両機種がゲーム史に貢献した事へ言及。 ドリームキャストに関しては「1999年の死ぬほど素敵なアイテムは、セガのドリームキャストだった。この128ビットシステムに含まれるグラフィックチップはペンティアムIIの4倍も高速だった。さらにCDが再生可能で56Kのモデムも内蔵していたので、子供たちはオプションのキーボードを使ってWEBサーフィンした。ホリデーシーズンには40のゲームが遊べるようになり、我々は1999年12月号の“バイヤーズガイド”でこれを特集した」と機能性を評価しています。 1955年~2005年に20億缶を販売した「Play-Doh」や、テディベアやバービーのような定番オモチャと並んでの選出ですから、かなりの高評価といえそうです。
《水口真》
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