2012年4月からサービスを開始した『拡散性ミリオンアーサー』は、180枚以上の騎士カードを集め、自分だけのデッキを作成して自国(ブリテン)の覇権を争うカードバトルRPGゲームです。「外敵」からブリテンを守るため、ほかのプレイヤーと一緒に強敵と戦ったり、時にはプレイヤー同士で対戦したりできます。ストーリーモードも充実しており、「新規プレイヤーでも遊びやすい!」と話題を呼んでいる本作。今回実際にプレイしてみたので、さっそくその様子をお伝えしてみましょう。
■3人のアーサーから好きなキャラクターを選ぼう!
ゲームを開始すると、プレイヤーは3つの勢力から主人公を選ぶことになります。選んだ主人公によってストーリーは若干異なるが、大筋は変わらないので見た目で選んでもOKです。主人公は、ブリテンの王となる器を証明する、「大地に突き刺さったエクスカリバー」を引き抜いたアーサーとなる、と言ってもこのエクスカリバーは100万本以上あるので、周りはアーサーだらけなのですが。ほかのアーサー(プレイヤー)と共闘したり、競争したりしながらゲームを進めることになります。
最初はチュートリアルも兼ねたストーリーになっているので、ゲームのシステムやプレイ方法などを学びながらプレイできます。この辺は、いかにもスクエニっぽい親切さですね。
アーサーは戦闘や探索などで経験値を貯めると、レベルアップができます。レベルが上がるとAP(行動ポイント)とBC(バトルポイント)を上げるボーナスポイントがもらえるのですが、APはカードの探索に必要だし、BCは強いデッキの構築に必要と、どちらも重要なポイントになるので、どちらを上げるか迷うところです。
■大作RPGのような壮大なストーリーが楽しめる
このゲームは世界観とストーリーが非常に作りこまれており、バトルと並んで大きな魅力となっています。ゲーム中に「ストーリー」ボタンをタップすると、ストーリーモードをプレイできるようになります。最初はブリテンを狙う外敵とのストーリーですが、途中からブリテンの覇権を狙う国内の反対勢力「11人の支配者」も登場し、見応えのあるストーリー展開になっています。このストーリーモードだけ遊んでも十分に楽しいのですが、レベルを上げないと先のストーリーに進めないようになっているので、探索をしてレベル上げやカード集めをしつつ、ストーリーを進めていきましょう。キャラボイスに釘宮理恵さんや喜多村英梨さんなどの豪華声優陣を使っているのもうれしい限り。
また、入手したカードが増えると選択できる「サブストーリー」も豊富に用意されています。騎士たちの掛け合いや、意外な一面が楽しめるので、カードを集める張り合いにもなります。さらに、このサブストーリーには、この後紹介する「デッキ」のコンボのヒントも数多く含まれているので見落とさないようにしましょう!
■探索で騎士カードを集めてオリジナルデッキを作ろう!
(本文)
このゲームを攻略するのに大切なのが、騎士のカードです。このカードを組み合わせて「デッキ」を作成することで、外敵やほかのプレイヤーと戦うことになります。このデッキの作成がゲームの一番キモといってもいいでしょう。強いカードを集めてデッキを作るのもいいですが、50名以上のイラストレーターによるカードイラストも魅力のひとつなので、カード内キャラの見た目だけでデッキを作ってもOK。カードの組み合わせによって発生する「コンボ」も多彩に用意されているので、色々な組み合わせでデッキを作ってみると楽しいです。ただし、カードにはそれぞれ「コスト」が設定されており、強いカードは当然高コストになっています。プレイヤーはBC以上のコストでデッキを作成することはできないので注意してください。
手っ取り早くカードを入手するには、「探索」をしましょう。探索は、ブリテン内の秘境エリアを探索することで、経験値やカードを入手することができます。探索にはAPが必要ですが、APは一定時間が経過すれば回復する(3分で1ポイント回復)ので、時間をおいてどんどん開拓を進めましょう。また、探索中に他のプレイヤーとすれ違うことがよくあります。このとき他のプレイヤーにフレンド要請をしておきましょう。フレンドを増やすと、APやBCのポイントがもらえるほか、強力な敵を戦うときに手助けしてもらえるなどのメリットがあります。フレンド要請はボタンひとつでできる上に特にあいさつなども不要なので、どんどん送っちゃいましょう。断られてもメッセージなどは表示されないので、デメリットはありません。一緒に戦ってくれる仲間がいるというのは何より心強いものです。
探索の途中で妖精が現れたら、レアカードゲットのチャンス! 妖精を倒すことができれば報酬として、通常よりレアリティの高いカードがもらえます。もし妖精に負けてしまっても大丈夫。フレンドに要請支援ができるので、他の人が要請を倒してくれれば自分で倒したときと同じ枚数カードが手に入ります! 同様に、他のフレンドが見つけて倒せなかった妖精の支援要請もくるようになるので、フレンドがたくさんいるほどレアカードゲットのチャンスがアップ! 「この人はよく自分の要請討伐に協力してくれるな」と覚えてもらえれば、向こうもこっちの討伐を積極的に支援してくれるかもしれません。フレンド同士で共闘しながら強くなっていくのがこのゲームの醍醐味といえるでしょう。レベルが低いうちはわざと妖精を倒さない程度のダメージを与えるデッキで戦闘し、ほかのフレンドにカードゲットのチャンスを増やすというテクニックもあります。
カードをゲットするもうひとつの方法に、ガチャがあります。ガチャは「絆ポイント」でできる無料の「絆ガチャ」と、有料のガチャチケットでできる「プレミアムガチャ」があります。絆ポイントはゲームのストーリーを進めたり、探索で他のプレイヤーと会うことで溜めることができます。プレミアムガチャは有料なだけあってレアリティの高いカードが出やすいのが特徴。無料でゲームをプレイしていてもガチャチケットは何枚か手に入るので、もしチケットを手に入れたらどんどんまわしましょう!
ほかにも、あるカードをほかのカードでレベルアップの経験値にできる「強化合成」や、合成することで新しいカードを作り出す「進化合成」などもあります。早めに合成を繰り返してデッキを強くしておくとプレイがラクになります。合成で使ってしまったカードも取得カードリストには残るので、安心して合成材料にしちゃいましよう。お気に入りのカードが弱くて使えないと嘆いていた人も、カードレベルをMAXにすればきっと見違えるように強くなる……かも!?
■BCが45を超えたとき、本当の戦いが始まる
このゲームでレアカードを入手するもうひとつの方法に、「因子のカケラ」を9個集めるというものがあります。因子のカケラは探索でも入手できますが、選んだアーサーによって絶対に取れないカケラが必ず3つあります。そのため、9個すべて集めるにはほかのプレイヤーと戦闘してカケラを奪取する必要があります。この因子バトルは、BCが45を超えるとほかのプレイヤーから申し込まれるようになるため、BCが45を超えたときがこのゲームの本当の始まりと言えるでしょう。因子を奪われないためにも、より強いデッキ構築を目指すのです。
なお、このゲームを始める前に「招待ID」を入力すると、レアカードや課金アイテムを追加で手に入れてからプレイできるようになります。このことを知ったのはプレイを始めてからけっこう後だったので、かなりショックでした。このゲームをこれから始める人は、ぜひほかのプレイヤーの招待IDを見つけてからプレイするといいでしょう。招待IDは公開した側もアイテムがもらえるので、ツイッターやブログなどで簡単に見つけられますよ。
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