「Plague」とは"伝染病"や"疫病"のこと、「Inc.」はIncorporatedであり"会社"です。つまり、ウイルスを作る会社ということになります。そう、本作は凶悪なウイルスを開発して、人類を一人残らず根絶やしにするストラテジーゲームなのです。この奇抜なテーマは耳目を集め、リリースから3日目で英国で1位を獲得、数日後には米国でも1位まで上り詰め、アップルが発表した2012 iTunes Best of 20にも選ばれました。さて、この無名のデベロッパーはこれだけの成功を収める事が出来たのでしょうか。
Vaughan氏は「ブランディングがキーだった」と言います。つまり、タイトルは印象的でゲーム内容を明確に表し、アイコンのクオリティは高く、コンセプトも一言で説明できる、といったことです。これに関連しますが、超ニッチで全く競争の心配が無いというのも全体的なブランディングに関わってきそうです。超ニッチであることは口コミを誘発します(なんだこのゲーム、おい、見てみろよ)。
また、『Plague Inc.』ではコミュニティを非常に大切にしているそうです。メール、メッセージ、ツイッターなどに寄せられるコメントには100%返事を行うようにしているそうです。「ちょっと難しいストラテジーゲームなので、質問も多いんです。それは答えてあげないとね」もちろんユーザーのエンゲージメントを高める役割も果たしています。開発者から直接返事を貰って嬉しくないユーザーはいません。また、ゲーム自体としても終了時に"どんな病名を開発して、何人殺したか"という記録をソーシャルメディアに投稿する仕組みを用意。投稿はかなりのインパクトを見た人に与えるようで、その投稿からウェブサイトへのアクセスは56万回もカウントされたそうです。
リーチの拡大を目指して、プラットフォームや言語対応の追加にも積極的に取り組みます。プラットフォームでは、当初はiOSのみでしたが、AndroidとKindle Fireにも拡大。プラットフォームの追加が全体の底上げにもなっていて、Androidで出すと、相乗効果でiOSでの販売も増加したそうです。ストラテジーゲームということで、言語対応も重要と考えているようで、英語に続いて、まずドイツ語、続いてフランス語、イタリア語、スペイン語、ブラジル後、ポルトガル語と欧州言語をカバー。今後は日本語、中国語、韓国語、ロシア語の対応も計画されているそうです。こちらも対応言語が増えると確実にダウンロード数が増加しています。
ほかのプロモーションとしては、GDCのような場での発表のほか、セキュリティ企業とのタイアップも実施したそうです。
既にかなりの成功を収めている『Plague Inc.』。Vaughan氏は今後もローカライズを広げ、継続的なアップデートを行い、更なるプラットフォームを追加していくとコメント。まだ処女作であり、もっともっとスタジオを拡大していきたいという夢も語りました。
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