芝村氏は自身のTwitterにて、“大東亜共栄圏”や“軍国主義”に対する自身の考え方やそこに至る経緯などを綴りました。その最後に、自身が開発に携わっている『刀剣乱舞』の名を挙げ、「歴史を、無かった事にしたり都合の悪い事を消したり、変えたりする勢力のことごとくを敵として戦うゲームであります」と締めくくる文章を公開しました。
その上で、刀剣乱舞は歴史を、無かった事にしたり都合の悪い事を消したり、変えたりする勢力のことごとくを敵として戦うゲームであります。どんなに悪かろうと、悲劇であろうと、それは今の我々に、つながる過去なのです。
これもご理解いただければと思います。
(21)終わり
— 芝村裕吏 (@siva_yuri) 2015, 7月 30
思想や思考は個人の自由なのは言うまでもないことですが、ある種の思想ないし信条と『刀剣乱舞』が結びつけられるように見えるこの発言に、多数のファンが困惑しニトロプラスへ問い合わせる事態に発展しました。
この動きに対してニトロプラスが「芝村氏の発言に関するお問い合わせにつきまして」とする見解を発表。「『刀剣乱舞』はなんらかの思想信条を反映するものではなく、制作過程においても、その意図は存在いたしません」と断りを入れると共に、誤認させるような発言が制作サイドから行われた今回の件を「弊社の管理不足」とし、謝罪しました。
合わせて、機密保持の観点からも問題になりうる可能性が高いとの判断から、今後芝村氏には『刀剣乱舞』に関する発言を控えていただくよう申し入れたとのことです。より詳しく知りたい方は、下記URLからご覧ください。
■芝村氏の発言に関するお問い合わせにつきまして
URL:http://www.nitroplus.co.jp/news/2015/07/150730_4558.php
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