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シリーズ初のアイソレートビューを採用し、世界中のゲーマーを恐怖に陥れた最新作『バイオハザード7 レジデント イービル』。本作の物語で最後尾に位置する「End of Zoe」を配信前にプレイできたので、そのインプレッションをお届けします。
本DLCの主人公となるプレイアブルキャラクター、「ジョー」は、沼地にひっそりと佇む小さな小屋に住む大柄の男性。住んでいる詳しい場所は不明ですが、その口ぶりから、以前から本編でもプレイヤーを苦しめてきた敵「モールデッド」と戦っていたようです。DLC冒頭でゾイと出逢い、彼女に治療薬が必要なことを突き止めたジョーは、薬を探しに行きます。
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ジョーの武器は己の拳。本編の主人公イーサンや、「Not a Hero」のクリスとはまた異なるキャラクター性を持っており、過去シリーズ作品の中でも屈指の肉体派と呼べるかもしれません。R2ボタンで右パンチ、L2ボタンで左パンチを繰り出せ、攻撃をリズムよく入力することで、コンボを叩き込むことも可能です。さらに、こちらに気づいていない敵の背後から不意打ちを行えば、一撃でモールデッドを倒せます。
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また、投げ槍も強力でクラフトして作成するほか、道中で拾える場合もあります。ただし、投げ槍は、地面などに刺さったものは回収できますが、敵に当てたものは壊れてしまうので、ここぞというときに使うのが良いでしょう。敵は、モールデッドだけでなく、ワニ(攻撃力がべらぼうに高い)も沼地に居るので、どうしても近くを通らなくてはいけないときは槍で撃退したほうが賢明です。
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また、ジョーは、サバイバルの経験が豊富なのか、石の裏や木の中にいる虫、水辺にいるザリガニを採取できます。虫(イモムシなど)やザリガニを薬液とクラフトすれば回復薬が得られますが、虫をそのまま食べることも……できちゃいました(回復薬より効果は下)。できちゃったんです……。しかも虫を食べるアニメーションも用意されていたので、ホラーとはまったく違う意味で鳥肌を立てたいプレイヤーは楽しみにしていてください。しつこいようですが、本当に食べてましたよ。
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その後、治療薬を求めて野営地や廃汽船へと奔走するジョー。しかし、ここで「スワンプマン」と呼ばれる敵がジョーの前に立ちはだかります。ひときわ大きな図体を持つスワンプマンは攻撃パターンも豊富でどこまでもプレイヤーを追ってきます。そのしつこさ、タフさは純粋にこえーよ。風貌もモールデッドとは似て非なるもので、その異質さは、本編にもなかったように感じました。
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このDLCで特筆すべきはその爽快感。基本的に拳ひとつで苦難を乗り越える、荒々しいジョーの操作はクセになります。DLCという性質上、コンパクトにプレイできるので、遊んでいて飽きが来ないところもポイントです。また、白い結晶のようななにかに覆われたゾイが非常に美しく、神々しさすら覚えるビジュアルだったので、一見の価値アリ。いわゆるお姫様抱っこでゾイを運ぶ喜びを噛みしめるのも楽しみの1つ……かもしれません。ゾイは一体どうなってしまうのか、そして本当に救えるのか、全てはプレイしていませんが、今から結末が楽しみです。
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『バイオハザード7 レジデント イービル』DLC「End of Zoe」はPS4/Xbox One/PCを対象に12月14日配信予定。価格は、PS4/Steam/Windows storeが1,389円(税抜)、Xbox Oneが1,400円(税抜)です。また、本DLCが含まれた『バイオハザード7 レジデント イービル ゴールド エディション』や、「End of Zoe」「Banned Footage Vol.1」「Banned Footage Vol.2」の3つがセットになった有料DLCパックも同日に発売されます。なお、国内版「シーズンパス」の名称で販売されていた「発禁フッテージVol.1」「発禁フッテージVol.2」のDLCセットに「End of Zoe」は含まれておりません。