
■外観
「ROG」マークが入った多角形のケースは開封前から、テンションを上げてくれます。中には、本体、充電ケーブル、外付けクーラーユニット「AeroActive Coller II」、本体カバー、説明書が入っています。



また、外付けクーラーユニット「AeroActive Coller II」に取り付けてスタンドにできるパーツ、本体側面ボタン予備カバーも。


■ゲームプレイを思いっきり堪能できるCPUとバッテリー容量
初代機(ROG Phone)と比べて、あらゆる面で性能が大幅にアップしていますが、プロセッサーはスマートフォンにおける世界最高レベルのCPU「Qualcomm Snapdragon 855 Plus」。しかも、メインメモリは12GBで内臓ストレージは512GB/1TBの2タイプから選べます。今回レンタルしたのは512GBのブラックグレイです。
型番:ZS660KL-BK512R12 >>ストレージ:512GB、本体カラー:ブラックグレイ
型番:ZS660KL-BK1TR12 >>ストレージ:1TB、本体カラー:マットブラック


さらに、6,000mAhという大容量バッテリーで、「Quick Charge 4.0」による急速充電も可能。従来のスマートフォンとは異なり、本機はCharger ICが本体内部ではなく付属のACアダプター側にも搭載されているため、本体の発熱は最低限に抑えられ、充電中もゲームを遊ぶことができます。

しかも、設定した時間付近までは約80%で充電状態を維持し、バッテリーの劣化を抑える「バッテリーケア」機能があるので安心して寝ながら充電ができます。

■美しく滑らかな映像に酔えるディスプレイ

ディスプレイはサイズ2340×1080の10-bit HDR color。8bitを上回る計算速度で階調飛びなどを大きく軽減し、コントラスト調整をしてくれます。処理速度も120Hzのリフレッシュレートと240Hのタッチサンプルレートを搭載し、鮮明な映像美で滑らかな操作を実現しています。ただし、ゲームアプリが60Hz以上の高リフレッシュレートに対応していない場合は、60Hzでの描画になります。

シューティングゲーム『コール オブ デューティ モバイル』を遊んだのですが、パネルの応答速度が1msと非常に速いのでとにかく気持ちが良いですね。
さらに、HDR10対応(ビット深度:10bit (約10億7,374万色)、明暗差:1024諧調)で、SDRコンテンツをHDR品質のビデオにリアルタイムでアップコンバートする機能「SDR2HDR」まであります。
■進化したAirTrigger II
スマホでゲームプレイ時はタッチパネルを利用した操作になるので、画面内のボタンの位置などを見失って操作ミスすることがあります。そこで、「AirTrigger II」を使用してカスタマイズすれば、携帯ゲーム機のL/Rボタンと同じような感覚でゲームに集中することができます。


■ゲームに集中できる環境
本機ではゲームプレイに専念したり、ゲーム配信などができたりする機能が多数。ゲーム起動後、画面左端から右にスワイプすると、メニューが表示されます。

・リアルタイム情報
端末の温度、CPUのクロック、表示フレームレートなどの情報をリアルタイムで表示。
・アラートなし
ゲームのプレイ中、他アプリからの「通知」のあり/なしを選択可能。
・明るさを固定
ゲームのプレイ中、画面の明るさを固定できる。
・最適化
ゲームのプレイ中にメモリーを解放し、端末のパフォーマンスを改善できる。
・ロックタッチ
ゲームのプレイ中、画面全体へのタッチをロック。
・録画
ゲームプレイ中の映像を、mp4形式で動画を録画することができる。
・ライブ
YoutubeやTwitchなどで、プレイ中のゲームをライブ配信可能。
・着信拒否
ゲームをプレイ中に、外部からの着信を拒否。
■高性能デュアルカメラ搭載

本機はゲーミングフォンではありますが、一般的なスマートフォンとして使用するのに十分な性能を兼ね備えています。その一端が、世界のAndroidスマートフォンで流行りつつあるデュアルカメラを搭載していること。シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスまで調整可能です。


・フロントカメラ仕様
画素数:2400万画素
F値2.0
・超広角カメラ仕様
画素数:1300万画素
F値:2.4
画角:125度
・メインカメラ仕様
画素数:4800万画素
F値:1.79
デジタルズーム:最大8倍
また、人物、食べ物、犬・猫、夕日、空、海など、被写体に「シーン認識」の対象となるものがある場合、認識した被写体のアイコンが表示され、そのシーンでの撮影に最適な設定を適用した状態で、写真を撮影することができます。
■アクセサリーが豊富

本機は長時間のゲームプレイでも、CPUの温度が上昇しにくい設計が施されています。本体背面に装着する外付けクーラーユニット「AeroActive Coller II」によって5度は下げられます。ノイズレベルは24dBAと静かなのでゲームサウンドをほぼ阻害しません。装着中でも、ヘッドホンを接続、さらに端末を充電しながらゲームをすることができます。
また、高いスペックをさらに活かすことができる外部アクセサリーも豊富で、PCに繋ぐことでPC画面や周辺機器を使ってプレイできるのはもちろん、ゲームパッド「ROG KUNAI GAMEPAD」にセットすることでコントローラー化したり、タッチパネルをもう一つ接続できる「TWINVIEN DOCK II」によって上下2面化でゲームプレイできたりします。



ゲームライフをガラリと変えてくれる本機を一度手にすると、もう他のスマートフォンには戻れないかもしれません。