
『ファイナルファンタジー(以下、FF1)』が、2023年12月18日で発売36周年を迎えました。『FF1』から繋がるFFシリーズは、2023年には最新作『ファイナルファンタジーXVI』が発売されるなど、勢いの衰えない長寿RPGタイトルです。
◆『FF14』内で遊べる「I+XIVパズル(15パズル)」が『FF1』仕様に!
読者の皆さまにはFFシリーズのMMORPG『ファイナルファンタジーXIV(以下、FF14)』のプレイヤーも多いかと思いますが、この『FF14』内で遊べる「I+XIVパズル(15パズル)」が毎年12月18日限定で『FF1』仕様のデザインになることはご存知でしょうか?

この特別仕様の「I+XIVパズル」は、ファンの間では恒例の行事として楽しまれています。『FF14』プレイヤーに“モルボル”の愛称でおなじみのスクウェア・エニックス室内俊夫氏も、自身のX(旧Twitter)にて「そういや今日は特別な日であった」と「I+XIVパズル」の画像を添えて投稿しています。
『FF1』と15パズルの関係は長く、オリジナル版にて「船に乗った状態でAボタンを押したままBボタンを55回押す」と遊べるミニゲームでした。これは開発に関わったプログラマー「ナーシャ・ジベリ」氏が、いたずらで入れたイースターエッグと言われています。その後のGBA版やPSP版移植でも存在が残されており、近年発売されたピクセルリマスター版でも15パズルを遊ぶことができます。
そのような経緯のある15パズルを『FF14』内に実装し、毎年12月18日限定で『FF1』仕様のデザインに変更する仕様を組み込む。シリーズの礎を築いた『FF1』への多大なるリスペクトがうかがえます。
「I+XIVパズル」は『FF14』のゲーム内各地に存在する宿屋のトイボックスなどで遊べるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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