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オレンジ色の鮮やかな光と、多くのゲームアプリで来場者の注目を浴びていたKDDIブースにて、「水口哲也トークライブ 近未来ケータイ会議vol.1」と名付けられたトークショウが開催されました。イベントに登場したのは、キューエンタテインメント 代表取締役CCO・水口哲也氏と、KDDI auサービス企画部長・竹之内剛氏。司会進行はテレビやラジオで活躍中のマルチタレント・久保恵子さんです。昨年のTGSでも同じメンバーでトークショウを開催したとあって、ステージ上は和やかな雰囲気でした。
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イベントの第一部は、水口氏と久保さんのトークショウ。最近の水口氏の活躍を紹介する形で、イベントは始まりました。『スペースチャンネル5』や『Rez』など、“音”がテーマのゲームを多く開発している水口氏は、最近ではアーティスト「元気ロケッツ」のプロデューサーとしても知られています。元気ロケッツをデビューさせたきっかけについて水口氏は、「去年のTGSの直後に話題になって、本格的にデビューさせることになったんです。名前の由来はいろいろありますが、聞いたり観るだけで元気になっちゃうような、そんな意味合いが込められた名前ですね」とコメント。
そして、「元気ロケッツは音楽と映像のハイブリッドなアーティストということもあり、プロジェクトにはいろいろなクリエイターが参加してくれています。Live Earth東京会場のオープニングアクトを務めさせてもらいましたが、来場した1万人くらいのお客さんの他に、ネットを通じて世界中の人たちも観てくれてうれしかった。」と、ファンと関係者への感謝の気持ちを語りました。
続いて、ステージ上のスクリーンには7月4日に発売になった元気ロケッツの新曲「Breeze」の映像が映し出されました。この曲は、新作のEZアプリ「ルミネスモバイル」に採用されていて、KDDIブースでは誰でもプレイすることができました。一般への発売は今年の冬以降になるそうです。
また、発表したばかりのXbox 360用のゲーム『Rez HD(仮)』についても説明を行ないました。『Rez』は水口氏がセガでプロデューサーをしていたころ、2001年に発表したシューティングゲーム。このRezをフルハイビジョンにし、音楽は5.1チャンネルのサラウンドに対応させたものです。水口氏によると、「僕が考えているRezの完全版ができました。これはXbox 360のLiveアーケードという形で、全世界に向けてオンライン配信します。発売は年が明けてすぐくらいですね。本当にうれしい!」と感想を述べました。
久保さんが「Rezには世界中にファンがいると聞きましたが、どんな思いで作りましたか?」と質問されると、「普通のゲームは5〜6年も経つと古くなるものですが、Rezには世界中にカルト的なファンがいて、いまでもブログなどでいろいろな意見を書いてくれていたため、消えないでいてくれたタイトルなんです。そんなファンたちの意見が後押しになって、Rez HDを発売できることになりました」と、開発に至った経緯を発表しました。なお、本作は来年の1月ごろには発売される予定。『Rez HD』の発売は、水口氏も楽しみにしているそうです。
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■続いての議題は「ケータイ電話の今後はどうなる?」